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レバレッジが大きいおすすめ海外FX業者8選【メリット・デメリット・注意点】

「海外FXのレバレッジについて知りたい」「使えるレバレッジが大きい海外FX業者を探している」という方のために、ここでは海外FXの基本とレバレッジの大きいおすすめ海外FX業者情報をご紹介していきます。

レバレッジとは、自己資金を倍化させ注文できる数量を増やす仕組みのことです。海外FXにはレバレッジの上限がないため、各社が好きな倍率を設定できるようになっています。

また、中には「無制限のレバレッジ」を提供する海外FX業者も存在しますが、レバレッジの倍率は口座残高などの条件によって規制されることがあります。

そこで、この記事では主要な海外FX業者のレバレッジと規制される条件もまとめました。

こちらをご覧いただけば自分の目的に合ったレバレッジ倍率を用意する海外FX業者が見つかりますので、ぜひ参考にしていってください。

この記事の簡単なまとめ
  • 海外FXにレバレッジの上限はない(500倍前後が平均的)
  • 国内FXのレバレッジは最大25倍まで(法的制限)
  • 口座残高などによってレバレッジ倍率が規制される海外FX業者もある
  • レバレッジが大きな海外FX業者ほど少額の資金から取引できる
  • ゼロカット対応の海外FX業者ならハイレバレッジトレードでも追証リスクがない

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目次

海外FXにはレバレッジの制限がない

レバレッジはFXをおこなう上で欠かせない要素のひとつです。FXはドル円やユーロドルなどの「為替差益」を得るためにおこなう投資であり、注文を出すためには本来「同額の資金」が必要となります。

しかし、注文と同じだけの資金となると数十万円~数百万円以上の金額を用意しなければなりません。

そこで活躍するのが「レバレッジ」という仕組みです。レバレッジを使えば注文金額よりも少ない資金で取引がおこなえます。

ここでは、そんなレバレッジの基礎知識を解説していきますので、初心者の方はぜひご覧になっていってください。

そもそもレバレッジとは

レバレッジとは「てこの原理」を意味する言葉で、FXの世界では「自己資金を倍化させる役割」として使われています。

自己資金1万円のトレーダーが為替の取引をする場合、本来であれば1万円分のドルやユーロしか買えません。しかし、レバレッジを使えば設定されている倍率の分だけ注文を出せるようになります。

レバレッジとは
  • 自己資金を倍化してくれる仕組みのこと
  • 必要証拠金を割る仕組みとも言い換えられる
  • 仮に自己資金1万円、レバレッジ100倍なら「100万円分の注文」を出せることになる

たとえばドル円=100円のときに10万通貨分(1ロット)の注文を出す場合は「100円×10万通貨=1000万円の証拠金」が必要となります。しかし、100倍のレバレッジを使えば必要証拠金が「1000万円÷100倍=10万円」まで下がるわけです。

本来は取引用の資金として1000万円が必要なところ、10万円で注文を出せるというのがレバレッジの仕組みとなります。

レバレッジの倍率はFX業者ごとに異なります。また、自分で倍率を変更できるかどうかも選ぶFX業者によって変わってきます。

海外FXの平均的なレバレッジ倍率について

海外FXの平均的なレバレッジ倍率は500倍前後です。ただし、人気の高い海外FX業者の中には1000倍以上のレバレッジを提供しているところもあります。

海外FX業者のレバレッジ倍率について
  • レバレッジの平均は500倍前後
  • 中には1000倍以上のレバレッジを用意するところもある
  • 口座タイプによってもレバレッジ倍率は変わる

レバレッジの倍率は大きければ大きいほど必要証拠金額を下げてくれます。そのため、できるだけ大きなレバレッジを使えるところを選びたいと考えるのが一般的です。

しかし、初心者の中には「ハイレバレッジトレードは危険性が高いのでは?」と考える方もいると思います。そんな不安を解消してくれるのが多くの海外FX業者で採用されているゼロカットシステムという仕組みです。

ゼロカットシステムとはトレーダーのマイナス残高を補填する仕組みで、どれだけ取引に失敗しても「追証を請求しない」といった特徴を持っています。

これによってトレーダーは「借金リスク」を負うことなく大きなレバレッジを使って取引ができるわけです。

FXで借金を負うのは「追証の請求」が原因です。追証の請求がなしとなる海外FX業者(ゼロカット対応)なら、どれだけ大きなレバレッジを使っても損失額は「自分で入金した金額まで」に限定されます。

国内FXと海外FXにおけるレバレッジの差

国内FXと海外FXでは使えるレバレッジ倍率が大きく異なります。国内FXで使えるレバレッジは法律で「25倍まで」と制限されているのに対して、海外FXにはレバレッジの上限がありません。

仮に先ほど同様「ドル円=100円」「10万通貨分の注文」を出す場合には、自分で用意する必要証拠金額が以下のように変わってきます。

国内と海外・必要証拠金額の差
  • 国内FXの場合は「100円×10万通貨÷25倍=40万円」が必要
  • 海外FXの場合は「100円×10万通貨÷500倍=2万円」が必要

ご覧の通り、国内FXと海外FXでは注文に必要な証拠金額に雲泥の差が出ます。ちなみに注文の数量が同じなら得られる利益も同額となります。

つまり、同じだけの利益を求めるのにリスクが少ないのは海外FX業者の方と言えるわけです。

国内FXで取引する場合は数十万円~数百万円以上の資金が必要となりますが、海外FXなら数万円程度の資金からでも取引を始められるということです。

【全8社】海外FX業者のレバレッジ比較表

ここでは日本人トレーダーたちから人気が高い海外FX業者の最大レバレッジを表にまとめました。

海外FX最大レバレッジ
LANDFX無制限
Exness無制限
GEMFOREX5000倍(基本は1000倍)
BigBoss1111倍
XM1000倍
TitanFX500倍
AXIORY400倍
iFOREX400倍

ご覧のように海外FX業者のレバレッジは各社バラバラです。中には無制限レバレッジや5000倍ものレバレッジを提供しているところがあります。

海外FX業者を選ぶときにはこうしたレバレッジの差を理解しておくことが重要です。ただし、実際にはレバレッジの倍率だけでなく、そのほかの取引条件も検討した上で利用する口座を決めていきます。

海外FX業者選びではレバレッジ以外にもスプレッドや約定力、ボーナスの有無などを参考にするのが一般的です。

使えるレバレッジが大きいおすすめ海外FX業者8選

ここからは使えるレバレッジが大きな海外FX業者のおすすめポイントをご紹介していきます。

それぞれの海外FX業者がどういった特徴を持っているのか?といった部分を分かりやすく説明していますので、ぜひご覧になっていってください。

また、今ならXMの新規口座登録で15,000円分、入金額の20%クレジットがもらえるキャンペーン実施中なので、XMの口座開設がおすすめです。

LANDFX

LANDFX「無制限レバレッジ」を提供する海外FX業者です。選べる口座タイプは4つで、そのうち3つではレバレッジに制限がありません。

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口座タイプ最大レバレッジスプレッド
スタンダード口座無制限0.9pips~
プライム口座無制限0.5pips~
ECN口座1000倍0.0pips~
スワップフリー口座無制限0.9pips~

「口座残高が999ドル以下なら無制限のレバレッジが使える」というのがLANDFXの特徴です。残高が1000ドル以上になると2000倍、1000倍…と段階的にレバレッジが下がっていくものの、日本円にして約2000万円までは500倍のレバレッジが使えます。

また、用意されている口座タイプの中には最小スプレッド0.0pipsの「ECN口座」や一部銘柄のスワップポイントがなくなる「スワップフリー口座」もありますので、用途によって使い分けられる便利な海外FX業者と言えるでしょう。

LANDFXは全体的にスプレッドが狭く、スキャルピングトレードにも適した海外FX業者です。

Exness

続いてはご紹介するExness「無制限レバレッジ」を特徴とする海外FX業者です。先ほどのLANDFX同様、口座残高999ドル以下なら制限なしでレバレッジが使えます。

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口座タイプ最大レバレッジスプレッド
スタンダード口座無制限0.3pips~
ロースプレッド口座無制限0.0pips~
ゼロ口座無制限0.0pips~
プロ口座無制限0.1pips~

ご覧のようにExnessはすべての口座タイプが無制限レバレッジとなっています。口座残高が日本円にして約300万円以上になると使えるレバレッジが500倍まで引き下げられますが、それ以上にレバレッジが小さくなることはありません。(段階的に2000倍、1000倍、500倍…と下がる)

また、Exnessの魅力はスタンダード口座でも最小スプレッドが0.3pipsと非常に狭いところです。仮にレバレッジが500倍になったとしてもスプレッドの条件は変わりませんので、トレーダーにとっては有利な環境となっています。

Exnessでは100種類以上の通貨ペア、株価指数、株式、エネルギー、仮想通貨などを取り扱っています。取り扱い銘柄が豊富なところもExnessの魅力です。

GEMFOREX

GEMFOREX「レバレッジ5000倍口座」という特殊な口座タイプを提供している海外FX業者です。また、その他の口座タイプでは最大1000倍のレバレッジが使えます。

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口座タイプ最大レバレッジスプレッド
オールインワン口座1000倍1.1pips~
ロースプレッド口座1000倍0.0pips~
レバレッジ5000倍口座5000倍1.1pips~
ガチゼロ口座1000倍0.0pips~(固定)
スキャルピングフリー口座30倍0.1pips~
ミラートレード口座1000倍1.1pips~

GEMFOREXには使えるレバレッジが大きいところ以外にも「自動売買ソフト(EA)を無料ダウンロードできる」「ミラートレード専用口座が用意されている」といった魅力があります。

さらに口座開設するだけで2~3万円のボーナスが貰えるところもGEMFOREXをおすすめするポイントです。ほかにも「ジャックポット1000%入金ボーナス」や「無料VPSサービス」など、豪華なボーナスキャンペーンを常に実施しています。

使えるレバレッジの大きさとボーナスの充実度で選ぶならGEMFOREXがおすすめです。また、低スプレッドタイプの口座で取引手数料が掛からないといったメリットもあります。

BigBoss

BigBoss最大レバレッジ1111倍が使える海外FX業者です。大きな特徴としては「仮想通貨取引に力を入れている」といった点が挙げられます。

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口座タイプ最大レバレッジスプレッド
スタンダード口座1111倍1.5pips~
プロスプレッド口座1111倍0.2pips~

以前までBigBossの最大レバレッジは999倍でしたが、現在は1111倍まで引き上げられています。そんなBigBossでは取引をするたびにポイントが貯まる独自のポイントプログラムが採用されています。

「BBP(ビッグボスポイント)」クレジットボーナスとの交換や豪華プレゼントが当たるガチャを回すために使用することが可能です。将来的にはより多くのサービスと紐づけられる予定なので、いまのうちからBBPを貯めておくのも悪くありません。

また、BigBossでは自社製仮想通貨の発行や取引所の運営もおこなっているため、FXと仮想通貨の両方に興味がある方におすすめです。

BigBossには「仮想通貨取引専用の口座」もあります。(現物取引)

XM

XM特徴の異なる4つの口座タイプと豪華なボーナスを提供する海外FX業者です。使えるレバレッジは最大1000倍で、日本人トレーダーたちからの人気も高い業者として知られています。

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口座タイプ最大レバレッジスプレッド
スタンダード口座1000倍1.0pips~
マイクロ口座1000倍1.0pips~
KIWAMI極口座1000倍0.6pips~
ゼロ口座500倍0.0pips~

XMには独自のロイヤリティポイントプログラム「XMP」があり、取引するたびに「3.3ドル~6.6ドル/1ロットあたり」のポイントが貰えます。(トレーダーのランクによってポイント数が変化する)

また、XMでは13,000円分の口座開設ボーナスが受け取れるため元手ゼロ円から海外FXに挑戦することが可能です。そのほか最高100万円以上の入金ボーナスも用意されているので、自己資金が少ない方はXMを選んでみてください。

XMは取引条件とボーナスのバランスに優れた海外FX業者で、昔から多くの日本人トレーダーが利用しています。

TitanFX

TitanFX最大500倍のレバレッジが使える海外FX業者です。500倍という倍率は海外FXにおいて平均的なレバレッジとなりますので、ハイレバトレードが初めての方にとっては手ごろな環境と言えます。

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口座タイプ最大レバレッジスプレッド
スタンダード口座500倍1.0pips~
ブレード口座500倍0.0pips~
マイクロ口座500倍1.0pips~

ご覧のようにTitanFXでは3つの口座タイプが用意されていて、どの口座タイプもスプレッドが狭く約定力に優れています。

スキャルピングトレーダー(短期売買メイン)がよく利用する海外FX業者として知られていますが、TitanFXは口座残高によるレバレッジ制限がないので中長期的な取引をおこなう方にもおすすめです。

一般的に海外FX業者には残高や保有ポジション数によるレバレッジ制限があります。しかし、TitanFXにはその制限がないので常に500倍のレバレッジが使えるということです。

AXIORY

AXIORY最大レバレッジ400倍、高速の約定力を特徴とする海外FX業者です。TitanFXと同様にスキャルピングトレード向きの業者として知られていて、実際に日本人トレーダーも多く利用しています。

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口座タイプ最大レバレッジスプレッド
スタンダード口座400倍1.5pips~
ナノ口座400倍0.5pips~
テラ口座400倍0.5pips~
アルファ口座1倍

AXIORYの特徴はMT4・MT5以外に「cTrader」という取引プラットフォームを採用しているところです。cTraderは次世代型プラットフォームとも称されていますが、現在そんなcTraderが使えるメジャーな海外FX業者はAXIORYくらいとなります。

また、AXIORYには現物株式取引専用の「アルファ口座」がありますので、FXと同時に株取引がしたい方にはおすすめです。

cTraderが使用できるのはスタンダード口座とナノ口座の2つです。テラ口座はMT5専用の口座タイプとなります。

iFOREX

iFOREXは他の海外FX業者と異なり、口座タイプが「エリート口座」のひとつしかありません。とはいえ、エリート口座はスプレッドがとても狭く、そのうえ数百種類以上の銘柄に投資ができるため非常に重宝されています。

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口座タイプ最大レバレッジスプレッド
エリート口座400倍0.7pips~

iFOREXの最大レバレッジは400倍です。平均的な倍率よりも若干低めではあるものの、口座残高によるレバレッジ制限がないため取引時の証拠金計算がしやすくなっています。

また、iFOREXには約20万円分のウェルカムボーナスがありますので、ボーナス狙いの方にもおすすめです。(ビットウォレット入金ボーナスなどもある)

創業から25年以上の歴史を持つiFOREXは信用性や運営実績が抜群で、安心感という点でもおすすめの海外FX業者に挙げられます。

海外FXでハイレバレッジ取引をするメリット

ここからは海外FXでハイレバレッジ取引をするメリットについて解説していきます。

  • 少ない証拠金でも取引が可能となる
  • 注文量が増えれば利益も大きくなる
  • ゼロカットシステム対応業者なら追証の心配がない

国内FX業者より使えるレバレッジが遥かに大きい海外FX業者にはご覧のようなメリットがあります。それぞれの内容を分かりやすくまとめましたので、ぜひ参考にしていってください。

少ない証拠金でも取引が可能となる

レバレッジの大きさは注文時の必要証拠金に影響を与えます。使えるレバレッジ倍率が大きければ大きいほど「少額からの取引」が可能となりますので、自己資金が少ない方にとっては非常にありがたい環境と言えるわけです。

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レバレッジ倍率必要証拠金(ドル円=130円・10万通貨)
25倍(国内FX業者最大倍率)520,000円
100倍130,000円
400倍32,500円
500倍26,000円
1000倍13,000円
2000倍6,500円

こちらはドル円が130円のときに必要な証拠金額をレバレッジ倍率ごとにまとめたものとなります。(注文量は10万通貨)

ご覧のように国内FX業者では50万円以上の資金が必要となりますが、レバレッジ1000倍の海外FX業者を選べば1万円強の資金だけで10万通貨分の取引ができます。

海外FX業者の基本ロット単位は「1ロット=10万通貨」です。必要証拠金の額を比べるときには10万通貨を基準にすると分かりやすくなります。(口座タイプによっては1ロット=1000通貨のものもある)

注文量が増えれば利益も大きくなる

FXの目的は「為替差益」を得ることです。為替差益とは注文時と決済時の価格の違いを利用して生み出す利益のことを指しますが、当然注文量が増えればその分だけ利益も大きくなります。

為替差益(FX利益)の計算方法
  • 買い注文の場合は「(決済価格-注文価格)×注文量=利益」となる
  • 売り注文の場合は「(注文価格-決済価格)×注文量=利益」となる
  • 厳密には決済価格・注文価格の差額からスプレッドや取引手数料分のコストも差し引く

【参考例】買い注文の場合

[{131円(決済価格)-130円(注文価格)}-0.01円(スプレッド)]×10万通貨=9万円の利益

FXでの利益はご覧の計算式で求められます。利益を大きくする方法には「プラスの差額を増やす」「注文量を増やす」の2パターンがあり、注文量の方は自分で決めることが可能です。

つまり、大きなレバレッジを使って注文量を増やせば自ずと利益額もアップするということです。(上の参考例ではスプレッドを「0.01円=1.0pips」として計算)

ゼロカットシステム対応業者なら追証の心配がない

大半の海外FX業者では「ゼロカットシステム」と呼ばれる仕組みが採用されています。ゼロカットシステムとは「残高がマイナスになった場合でも追証を請求しない」「マイナス分の金額はFX業者側が補填する」という仕組みのことです。

国内FX業者の場合は証拠金維持率が一定を下回ったときに「追証」を請求されますが、ゼロカット対応ありの海外FX業者なら追証を請求されることがありません。

そのため、500倍や1000倍といった大きなレバレッジを使って取引をしても、最大損失額は口座に残っている金額までに留まるわけです。

数百倍もの大きなレバレッジが使えて、さらに借金の元となる「追証」も請求されないというのが海外FXのメリットです。

少額の資金からでも大きな利益を狙えるXMの口座を開設して、豊富なボーナスや高いレバレッジを上手に活用してみましょう。

海外FXでハイレバレッジ取引をするデメリット

続いては海外FXでハイレバレッジ取引をするデメリットをご紹介していきます。

  • 証拠金が少ないと強制ロスカットリスクが上がる
  • 1回の取引で大きな損失を負う可能性がある
  • 業者ごとにレバレッジ規制・制限がある

どんなものにも一長一短はあります。大きなレバレッジにはどういったマイナス要素があるのかを知っておくことも大事なので、こちらをぜひ参考にしていってください。

証拠金が少ないと強制ロスカットリスクが上がる

大きなレバレッジを使い、自己資金ギリギリの状態まで注文を保有すると「強制ロスカット」のリスクが上がります。

強制ロスカットとはあらかじめ設定されている「ロスカットレベル(証拠金維持率)」を下回った瞬間に発生する措置です。

多くの海外FX業者ではロスカットレベルを20%に設定していますが、注文を保有している状態で証拠金維持率が20%を下回ると強制的に注文の決済がおこなわれます。

注文量が多い分だけ少しの値動きでも含み損の金額が増えるということです。

1回の取引で大きな損失を負う可能性がある

大きなレバレッジを使い大量の注文を出すと、得られるかもしれない利益の額と同時に損失の額も増えます。

仮に10万通貨の注文を出し、予想した方向に1円の値動きがあれば「約10万円の利益」が得られます。しかし、予想と反対方向に同じだけ値動きが進めば「約10万円の損失」が出るわけです。

そのため、使えるレバレッジが大きい海外FXでは注文を出すときの分析や損切りの決断が重要となってきます。

注文時に損切りの設定を出しておけば想定以上のマイナスが出ることはありません。

業者ごとにレバレッジ規制・制限がある

500倍~1000倍以上のレバレッジが使える海外FX業者ですが、大半の業者では残高によるレバレッジ規制や制限が設けられています。

残高によるレバレッジ規制とは
  • 口座の残高(有効証拠金)が一定を上回ると使えるレバレッジ倍率が下がるという仕組み
  • 多くの海外FX業者ではゼロカットシステムを採用しているが、補填する金額を抑えるためにレバレッジの制限が掛けられる

たとえば残高1000万円のトレーダーが1000倍のレバレッジを使って取引をすると「100億円分の注文」が出せるようになります。

もしも100億円分の注文を保有しているときに大きな価格変動が起こり、仮にそのトレーダーが数億円のマイナスを被ったとしましょう。そうなるとゼロカット対応の海外FX業者は数億円分のマイナスを補填しなければなりません。

多くのトレーダーが同様のマイナスを出した場合には海外FX業者側が補填しきれなくなるので、一定のラインで使えるレバレッジ倍率を制限しているということです。

口座残高に応じ使えるレバレッジ倍率を下げることで、海外FX業者側はゼロカットシステムの提供を維持しているわけです。

海外FX業者ごとのレバレッジ規制・制限について

ここでは各海外FX業者が設けているレバレッジ制限の条件をまとめました。

海外FXレバレッジ制限
LANDFX0~999ドル(無制限)
1,000~4,999ドル(2000倍)
5,000~29,999ドル(1000倍)
30,000~199,999ドル(500倍)
200,000ドル以上(200倍)
Exness0~999ドル(無制限または2000倍)
1,000~4,999ドル(2000倍)
5,000~29,999ドル(1000倍)
30,000ドル以上(500倍)
GEMFOREX0~200万円未満(1,000倍)
200万円以上(500倍)
BigBoss0~300万円未満(1,111倍)
300万円~500万円未満(555倍)
500万円~1,000万円未満(200倍)
1,000万円以上(100倍)
XM0~200万円未満(1000倍)
200~1000万円未満(200倍)
1,000万円以上(100倍)
TitanFXレバレッジ制限なし(500倍)
AXIORY0~100,000ドル(400倍)
100,001~200,000ドル(300倍)
200,001~300,000ドル(200倍)
300,001ドル以上(100倍)
iFOREX取引休止前後15~90分間(レバレッジが1/2になる)

ご覧のようにほとんどの海外FX業者では口座残高に応じて使えるレバレッジ倍率に制限を掛けています。

中にはTitanFXやiFOREXのように残高によるレバレッジ制限をなしとするところもありますが、実際にトレードをする際には上記の条件をよく理解しておいてください。

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海外FXでハイレバトレードするときの注意点

ここからはハイレバレッジトレードの注意点をご紹介していきます。

  • ゼロカットシステムの有無を確認すること
  • あらかじめ「損切りライン」を決めておくこと
  • 証拠金維持率を高くキープすること

大きなレバレッジを使って取引する場合にはいくつか確認しておくべき点があります。それぞれの内容を詳しく説明していきますので、初心者の方は特にチェックしておいてください。

ゼロカットシステムの有無を確認すること

ゼロカットシステムが導入されていない業者でハイレバレッジトレードをするのは非常に危険です。

そのため、海外FXを利用する際には「ゼロカットシステムの有無」を確認しておきましょう。(当記事で取り上げている海外FX業者はすべてゼロカットあり)

なお、ゼロカットシステムに対応している業者でも自分が利用規約に違反する行為を「意図的」かつ「継続的」におこなっていた場合は、残高リセットの対象外となる可能性があります。

マイナーな海外FX業者の中にはゼロカットなしのところもあります。そのため、できるだけメジャーな海外FX業者を利用した方が安全と言えます。

あらかじめ「損切りライン」を決めておくこと

大きなレバレッジを使って注文をおこなうと、相場の状況によってはあっという間に損失が膨れ上がることもあります。

想定外の損失を防ぐには、あらかじめ「損切りライン」を決めておくことが有効的です。海外FXの場合は注文時に「SL(=ストップロス)」を設定できる項目がありますので、事前に損切りの価格を考えておきましょう。

海外FX業者が採用する取引プラットフォーム「MT4」「MT5」には、損切り以外にも「TP(=テイクプロフィット)」を設定しておく項目があります。(利益確定のこと)

証拠金維持率を高くキープすること

ハイレバレッジトレードでは少しの間に含み益・含み損が変動するため、証拠金維持率を高くキープしておくことが重要となります。証拠金維持率がギリギリだと一瞬で強制ロスカットされることも珍しくありません。

なお、証拠金維持率の目安は注文を保有する期間によっても変わりますが、だいたい500%~1000%以上あればすぐに強制ロスカットされる心配はないと言えます。(もちろん注文量や相場状況によって目安の数値は異なってくる)

自分でチャートを確認できないときに注文を保有しておく場合には「証拠金維持率を高くキープ」しながら「損切りの設定」もおこなっておきましょう。

海外FXのレバレッジに関するよくある質問

それでは最後に海外FXのレバレッジに関するよくある質問をQ&A形式で解消していきます。

海外FXの基礎知識的な部分にも触れていますので、初心者の方はぜひご覧になっていってください。

レバレッジ3000倍~5000倍の業者はある?

3000倍~5000倍のレバレッジが使える海外FX業者としては「GEMFOREX」の名前が挙げられます。残高に制限があるものの5000倍のレバレッジで取引ができるのは非常に魅力的です。

レバレッジ制限なしのおすすめ業者は?

残高によるレバレッジ制限がない海外FX業者の中でおすすめは「TitanFX」です。TitanFXなら残高を気にせず500倍のレバレッジを使って取引ができます。

レバレッジを途中変更することは可能?

大半の海外FX業者は途中でレバレッジ倍率を変更できる仕様となっています。(各業者のマイページから口座の設定を変えるだけ)

無制限レバレッジの業者は危険?

ゼロカットシステムありの海外FX業者であれば無制限レバレッジを使っても安全に取引ができます。(自分の残高以上の損失は発生しない)

海外FXのレバレッジ制限はどうやって解除する?

残高増加によってレバレッジ制限が掛かった場合には、口座からお金を引き出すことで制限が解除できるようになっています。

1000倍のレバレッジだといくらから注文を出せる?

いくらから注文を出せるかは通貨ペアや数量によって変わりますが、ドル円なら1~2万円ほどの資金で1ロット分(10万通貨)の取引ができます。(数量を減らせば数百円~数千円でも取引が可能)

この記事の簡単なまとめ
  • 海外FXにレバレッジの上限はない(500倍前後が平均的)
  • 国内FXのレバレッジは最大25倍まで(法的制限)
  • 口座残高などによってレバレッジ倍率が規制される海外FX業者もある
  • レバレッジが大きな海外FX業者ほど少額の資金から取引できる
  • ゼロカット対応の海外FX業者ならハイレバレッジトレードでも追証リスクがない

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