外国為替証拠金取引(FX)は、レバレッジを活用して短期的な為替変動から利益を得ることができる投資手段として人気があります。国内のFX業者に加え、海外のFX業者を利用することで、より高いレバレッジが許容されるなどのメリットがあります。
しかし、海外FX業者を選ぶ際は、顧客資金の管理体制や保護制度について十分に理解しておく必要があります。
本記事では、海外FXの「信託保全」という概念について解説します。
国内FXとの違いや、海外FX業者の資金管理体制の実態を明らかにし、リスクを認識した上で賢明な選択ができるようサポートします。
本記事を読めば、海外FXの信託保全に関する正しい知識が身につき、自身に合った業者を選ぶための判断材料が得られます。投資に際してはリスクを十分に理解することが重要です。
海外FXの信託保全とは
海外FXの信託保全とは、お客様の外国為替証拠金取引の証拠金を、信託銀行が受託して分別管理する制度のことです。
国内FXでは、証拠金は金融機関の自己資金と区別されていますが、海外FXでは信託保全制度を利用することで、さらに強固な分別管理が可能になります。
信託銀行は、お客様の証拠金を自社の財産とは完全に区分して管理します。万が一業者が破綻しても、お客様の資金は信託財産として保護されるため、安全性が高まります。
一方、国内FXでは証拠金は金融機関の自己資金から区分されていますが、同じ金融機関内での分別管理にとどまります。海外FXの信託保全では、第三者である信託銀行が分別管理するため、より強固な資金保護が期待できます。
また、海外FXの信託保全では、為替リスクヘッジのための信託商品も提供されています。為替変動リスクを低減できるため、より安定した取引が可能となります。
信託保全の仕組み
信託保全の仕組みに関しては、主に以下の内容が挙げられます。
- 顧客の資産を業者の資産から分別管理
- 顧客の資産を信託銀行に預ける
- 業者の経営破綻時には信託銀行から顧客に資産を返還
それぞれ詳しく解説していきます。
顧客の資産を業者の資産から分別管理
海外FXにおける信託保全の仕組みの一つが、顧客の資産を業者自身の資産から分別して管理することです。これは「分別管理」と呼ばれ、顧客の資金は業者の資金とは別の口座で管理されます。この仕組みにより、たとえ業者が破綻したとしても、顧客の資産は保護されやすくなります。
一方、国内FXでは信託保全が義務付けられており、顧客の資産は信託銀行に預けられます。これにより、業者が破綻した場合でも顧客の資産は信託銀行から全額返還されます。
海外FXの分別管理は国内FXの信託保全ほど厳格ではないものの、一定の保護を提供する仕組みだと言えるでしょう。
顧客の資産を信託銀行に預ける
海外FX業者は、顧客から預かった資産を分別管理するために、信託銀行に信託保全します。これにより、万が一海外FX業者が破綻した場合でも、顧客の資産は信託銀行によって守られます。
信託銀行は、顧客資産の管理を受託者として行い、海外FX業者から独立した立場で資産を保全します。信託銀行は高度な財務基盤と厳格なコンプライアンス体制を有しているため、顧客資産のセーフティネットとして機能します。
このように、信託保全は顧客保護の観点から非常に重要な仕組みといえます。
業者の経営破綻時には信託銀行から顧客に資産を返還
海外FX業者が万が一経営破綻した場合、顧客資産は分別管理されているため、信託銀行から顧客に直接返還されます。これは国内の投資家保護基金とは異なる仕組みです。
信託銀行は第三者機関として、顧客から預かった資産を厳格に管理しています。FX業者の経営状態に関わらず、信託財産は法的に保全され、他の債権者からの請求から保護されます。
業者が破綻しても、信託銀行は個々の顧客に対し資産の返還手続きを迅速に行います。このように、信託保全は海外FXにおける顧客保護の重要な柱となっているのです。
信託保全と分別管理の違い
信託保全とは、顧客の資産を信託銀行などの第三者機関に預け、保全する仕組みです。FX業者が破綻しても、顧客の資産は信託銀行から全額返還されます。
一方、分別管理とは、FX業者が顧客の資産を自社の運転資金とは別の銀行口座で管理する方法です。資産の流用は防げますが、FX業者が破綻した場合の保証はありません。
国内FXでは信託保全が義務付けられていますが、海外FXの多くは分別管理にとどまっています。これは、海外の金融ライセンスで信託保全が義務化されていないことや、信託銀行への費用負担が大きいためです。
ただし、一部の海外FX業者は独自の補償制度を用意しています。補償額や条件は業者によって異なるので、利用前に確認が必要です。
海外FXは高レバレッジなどのメリットがある一方、信託保全がないリスクもあります。自身のリスク許容度に合わせて、FX業者選びをすることが大切です。
海外FXと国内FXの信託保全の違い
海外FXと国内FXでは、信託保全の制度に大きな違いがあります。
国内FXでは金融庁の規制により、顧客からの預かり資産を信託銀行などの第三者機関で管理することが義務付けられています。これにより、万が一FX業者が破綻した場合でも、顧客資産が保全されるようになっています。
一方、海外FXでは信託保全は義務ではありません。多くの海外FX業者は顧客資産の分別管理を行っていますが、信託保全ほどの法的な保護力はありません。そのため、海外FXを利用する際は、各業者の資金管理体制をよく確認し、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
FX取引では高いレバレッジを利用できるメリットがある一方で、資金面でのリスクについても理解しておく必要があるでしょう。
海外FXで信託保全を行っている業者の特徴
海外FXで信託保全を行っている業者の特徴に関しては、主に以下の内容が挙げられます。
- 顧客の資産保全を重視している
- 信託保全の割合が高い
- 信託先が信頼できる銀行である
- 顧客資産の分別管理を徹底している
それぞれ詳しく解説していきます。
顧客の資産保全を重視している
海外FXで信託保全を採用している業者は、顧客から預かった資産を最優先に守ることを重視しています。信託銀行に顧客資産を預けることで、たとえ業者が破綻したとしても、顧客の資金は信託口座で別管理されているため全額が保全されます。
このように、信託保全は顧客資産の流用を防ぎ、安全性を高めるための仕組みです。国内FX業者は金融庁の規制により信託保全が義務付けられていますが、海外FXでは業者の判断で信託保全を導入するため、顧客のために自主的にこの制度を採用している業者は、投資家保護を重視していると言えるでしょう。
信託保全の割合が高い海外FX業者の中には、顧客資産の大部分を信託保全している会社もあります。例えば、XMでは顧客資産の90%以上を分別管理しており、Axioryでは100%の信託保全を行っています。
一方、国内FX業者は法律で全額信託保全が義務付けられています。海外FX業者は信託保全の割合にばらつきがあるため、高い割合で信託保全を行っている業者を選ぶことが重要です。
ただし、たとえ高い割合で信託保全していても、国内業者のように倒産時に顧客資産を全額補償するという保証はないことに注意が必要です。
信託先が信頼できる銀行である
海外FXで信託保全を行う際、信託先の銀行の信頼性が非常に重要となります。
一般的に、信託銀行は通常の銀行業務に加えて信託業務を行うことを認められた専門性の高い金融機関です。顧客資産の管理を託されるため、高い信用力と健全性が求められます。
海外FXブローカーが顧客資産の信託保全先として選ぶ銀行は、国際的な信用格付けが高く、政情が安定した国に所在することが多いです。
例えば、シンガポールや香港、オーストラリアなどに本拠を置く大手銀行が利用されるケースが見られます。これらの銀行は厳格な監督下にあり、資本adequacy ratioも高いため、信託先として適しているといえるでしょう。
信頼できる銀行を信託先に選ぶことで、仮に海外FXブローカーが破綻したとしても、顧客資産は保全され、速やかに返還されることが期待できます。信託保全を利用する上で、信託銀行の選定は重要なポイントになります。
顧客資産の分別管理を徹底している
海外FXで信託保全を採用している業者は、顧客から預かった資産を自社の運転資金とは完全に分離して管理しています。顧客資産は信託銀行など第三者機関に預けられ、厳重に保全されます。
これにより、たとえFX業者が破綻したとしても、顧客資産が流用されたり損失を被ったりするリスクは最小限に抑えられます。信託保全は顧客保護の観点から最も望ましい資産分離方法とされており、一部の海外FX業者はこの高い安全性を売りにしています。
ただし、信託銀行への手数料などのコストがかかるため、採用している業者はまだ多くありません。
海外FXの信託保全に関する注意点
海外FXの信託保全に関する注意点に関しては、主に以下の内容が挙げられます。
- 信託保全の有無や割合は業者によって異なる
- 信託先の銀行の信頼性を確認する必要がある
- 信託保全があっても業者のリスクがゼロになるわけではない
それぞれ詳しく解説していきます。
信託保全の有無や割合は業者によって異なる
海外FX業者は日本の業者と異なり、信託保全が法律で義務付けられていません。そのため、信託保全の有無やその割合は業者によって大きく異なります。
一部の業者は顧客資産の一定割合を信託保全していますが、中には信託保全を全く行っていない業者もあります。
また、信託保全を行っている場合でも、その割合は業者によって様々です。海外FX業者を選ぶ際は、信託保全の有無とその割合を確認し、自身のリスク許容度に合った業者を選ぶことが重要です。
万が一の際に備え、信託保全割合が高い業者を選ぶのが賢明と言えるでしょう。
信託先の銀行の信頼性を確認する必要がある
海外FX業者が顧客資産の信託保全を行う際は、信託先の銀行が健全で信頼できる金融機関であるかを確認することが重要です。
信託銀行の財務状況や規制当局からの監督状況などを精査し、万が一FX業者が破綻した場合でも、顧客資産を適切に管理・返還できる体制が整っているかを見極める必要があります。
また、信託口座の通貨や口座管理の方法についても注意が必要です。信託口座の通貨が取引通貨と異なる場合、為替リスクが生じる可能性があります。
さらに、FX業者の信託口座と顧客の取引口座の紐付けが適切に行われているか、信託財産の分別管理が徹底されているかなども確認しましょう。信頼できる第三者機関による外部監査を受けているかどうかも、信託先の銀行の信頼性を判断する材料になります。
FX業者選びの際は、信託保全の有無だけでなく、信託先の銀行の信頼性についてもしっかりとリサーチすることが、資産保護の観点から重要といえるでしょう。
信託保全があっても業者のリスクがゼロになるわけではない
海外FX業者の中には、顧客資産の保全のために信託保全を導入している会社もあります。しかし、信託保全があるからといって、業者のリスクがゼロになるわけではありません。
信託保全は、あくまでも業者が破綻した際に、顧客資産を保護するための仕組みです。業者の信用リスクや、為替変動リスクなどは、信託保全では防ぐことができません。
また、信託保全の内容や条件は業者によって異なるため、詳細を確認することが重要です。海外の信託保全は日本の信託保全とは異なり、補償内容や範囲に違いがある点にも注意が必要です。
信託保全を行っているおすすめ海外FX業者
海外FX業者 | 運営企業 | 設立年 | 金融ライセンス | レバレッジ | 信託保全 | ゼロカットシステム | ボーナス・キャンペーン | 公式サイト |
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FXGT | 360 Degrees Markets Ltd. | 2019 | セーシェル金融庁(FSA) | 最大1,000倍 | - | 〇 | ・昇竜トレードチャレンジ ・新規登録ボーナス ・Welcomeボーナス ・Crypto Max Loyaltyボーナス ・2回目入金ボーナス ・Unlimited Loyaltyボーナス ・VPSスポンサーシッププログラム | 公式サイトを見る |
ThreeTrader | ThreeTrader Global Limited | 2021年 | バヌアツ金融サービス委員会 | 最大500倍 | - | 〇 | ・ポイントプログラム | 公式サイトを見る |
Axiory | Axiory Global Ltd. | 2011年 | ベリーズ国際金融サービス委員会 | 最大1,000倍 | 〇 | 〇 | - | 公式サイトを見る |
TitanFX | Titan FX Limited | 2014年 | バヌアツ金融サービス委員会 | 最大500倍 | - | 〇 | ・お友達紹介プログラム ・無料VPS | 公式サイトを見る |
Tradeview | Tradeview Ltd | 2004年 | CIMA | 最大500倍 | - | 〇 | - | 公式サイトを見る |
MyfxMarkets | AXIS INC. | 2014年 | セントビンセント・グレナディーン諸島 | 最大500倍 | 〇 | 最大500倍 | ・新規口座開設ボーナス ・お友達紹介プログラム | 公式サイトを見る |
FXGT
FXGTのメリット・デメリット
- 最大1,000倍のハイレバレッジ取引が可能
- 豊富なボーナスキャンペーンが用意されている
- 取扱銘柄数が多く、選択肢が豊富
- スプレッドが広めで取引コストが高い
- 約定力が弱く、スリッページが発生しやすい
- 出金拒否のリスクがある
FXGTの特徴
FXGTは、世界63種類の仮想通貨と外国為替証拠金取引がワンストップで行えるオンライン取引プラットフォームです。手数料無料で高いレバレッジ取引が可能なため、少額の資金から始められます。
MetaTrader5を採用しており、テクニカル分析ツールが充実。モバイルアプリでもトレーディングできるので、いつでもどこでも取引チャンスを逃しません。また、デモ口座を用意しているので、初心者でも実戦を疑似体験できます。
FXGTは、グルジア金融監督局の規制を受けており、お客様の資金は分別管理されています。さらに、最大50万円の入金ボーナスキャンペーンを実施中です。
ThreeTrader
ThreeTraderのメリット・デメリット
- スプレッドが業界最狭水準である
- 取引手数料が安い
- 禁止手法がほとんどない
- 取引プラットフォームがMT4のみである
- ボーナスを常時提供していない
- VPS無料サービスがない
ThreeTraderの特徴
ThreeTrader(スリートレーダー)は2021年に設立された新興の海外FXブローカーです。最大の特徴は業界最狭水準のスプレッドを提供していることです。標準口座のPureスプレッド口座でも主要通貨ペアで0.5Pips前後の狭いスプレッド、上級口座のRawゼロ口座ではさらに狭く、取引手数料は業界最安値レベルの1ロット片道2ドルです。
また、取引量に応じてポイントが付与され、一定ポイントを貯めるとキャッシュバックや電化製品と交換できるポイントプログラムも用意されています。バヌアツ金融サービス委員会の金融ライセンスを保有しており、信頼性も高いです。中上級者トレーダーから高い評価を得ており、スキャルピングなど高頻度取引に適した環境が整っています。
Axiory
Axioryのメリット・デメリット
- 業界最狭水準のスプレッドで取引コストが抑えられる
- 高い約定力で思い通りの価格で取引できる
- 最大1,000倍のレバレッジが利用可能
- 口座残高が増えるとレバレッジが制限される
- 1年間取引がない場合は口座維持費が発生する
- 一部の商品で手数料がかかる
Axioryの特徴
Axioryは、業界最狭水準のスプレッドと高い透明性で評価されている海外FXブローカーです。60種類以上の通貨ペアに加え、株式・ETF・商品などの取引も可能です。
独自のリスク管理ツールやカスタマイズ可能な取引プラットフォームを提供しており、お客様のニーズに合わせた柔軟な取引環境を実現しています。日本語サポートデスクも完備しており、初心者の方でも安心してFX取引を始められます。
TitanFX
TitanFXのメリット・デメリット
- 業界最狭水準のスプレッドを提供
- 99.8%以上の高い約定率を実現
- MT4/MT5など使いやすい取引ツールを用意
- 金融ライセンスがバヌアツ共和国と若干弱い
- ボーナスキャンペーンの実施がない
- 日本人スタッフによるサポートがない
TitanFXの特徴
TitanFXは、世界中のトレーダーに高品質のFXサービスを提供する海外FX業者です。24時間年中無休のサポートチームが日本語で対応し、お客様の質問にスピーディーに回答します。
入出金は多様な方法に対応しており、クレジットカード、デビットカード、銀行振込、電子決済サービスなどから選べます。取引プラットフォームとしてメタトレーダー4、5に対応し、スプレッド、実行スピード、流動性に優れています。グローバルに事業を展開する信頼できるFX業者です。
Tradeview
Tradeviewのメリット・デメリット
- 業界トップクラスの狭いスプレッドと低い取引手数料
- MT4、cTraderなど多彩な取引プラットフォームに対応
- 運営歴が長く信頼できる金融ライセンスを保有
- 最低入金額が1,000ドル(約10万円)と高め
- レバレッジ上限が200〜500倍とやや控えめ
- 日本語サポートがメールのみで即時性に欠ける
Tradeviewの特徴
Tradeviewは、世界最狭水準のスプレッドを実現するFXブローカーです。独自の高度なテクノロジーと流動性供給元との強固な関係により、プロ顧客向けに透明性の高い取引環境を提供しています。
MetaTrader4/5、cTrader、Currenexなど主要プラットフォームをサポートし、APIやMAMなど機能も充実。さらに、機関投資家向けにオムニバスサービスやクリアリングサービスなど、ニーズに合わせたソリューションを用意しています。
業界トップクラスの約定力と、高い専門性を誇るTradeviewは、グローバルなFXビジネスに最適なパートナーです。
MyfxMarkets
MyfxMarketsのメリット・デメリット
- 業界最高水準の狭スプレッド(0.0pips~)
- 高速約定力と高い信頼性・安全性がある
- 日本人スタッフによる手厚いサポートあり
- 金融ライセンスが弱小国のもので信頼性に欠ける
- 規制が緩いセントビンセント・グレナディーン諸島籍
- 人気が低く、ユーザーからの評価がまだ中立的
MyfxMarketsの特徴
MyfxMarketsは、世界中のトレーダーに最適なFXトレーディング環境を提供することを目指している海外FX業者です。業界最狭水準のスプレッド(0.0pipsから)、高速約定力、安全な資金管理に徹底しており、経験豊富なトレーダーから初心者まで、幅広いニーズに対応しています。
デモ口座を利用すれば、リスクフリーで取引の練習ができます。MyfxMarketsは、海外FXの利点を最大限に活かし、グローバルな視点から質の高いFXサービスを提供しています。
分別管理のみ行っている海外FX業者
分別管理のみ行っている海外FX業者に関しては、主に以下の内容が挙げられます。
- XM
- Exness
- HotForex
それぞれ詳しく解説していきます。
海外FX業者 | 運営企業 | 設立年 | 金融ライセンス | レバレッジ | 信託保全 | ゼロカットシステム | ボーナス・キャンペーン | 公式サイト |
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XM | Tradexfin Limited | 2009年 | セーシェル | 最大1,000倍 | - | 〇 | ・新規口座開設ボーナス ・入金ボーナス ・ロイヤルティプログラム | 公式サイトを見る |
Exness | FXPLUS LLC | 2008年 | セーシェル | 無制限 | - | 〇 | - | 公式サイトを見る |
HotForex | HF Markets(SV)Ltd. | 2015年 | セントビンセント・グレナディーン | 最大2,000倍 | - | 〇 | - | 公式サイトを見る |
XM
XMのメリット・デメリット
- 最小入金額が$5と低く、初心者にも手軽に始められる
- 教育コンテンツが充実しており、初心者でも学びやすい
- 最大レバレッジ888倍と高いレバレッジが利用可能
- 米国居住者は口座開設ができない
- 取り扱い銘柄数が少なく、選択肢が限られる
- スプレッドが広く、取引コストが高めである
XMの特徴
XMは、セーシェル金融庁(FSA)の規制を受ける海外FX業者です。100万口座を超える世界中の顧客から支持され、厳格なコンプライアンスと顧客資金の分別管理を徹底しています。顧客資金を自社の資金と分離し、バークレイズ銀行の信託口座で保全。万が一XMが破綻しても、顧客資金は保護されます。
また、業界最狭水準のスプレッドを提供し、99.98%の約定率を誇ります。MT4・MT5の取引プラットフォームに加え、24時間・20言語以上の手厚いサポートが魅力です。レバレッジは1000倍まで選択可能。さらに、マイナス残高が発生しないよう、ネガティブバランス防止システムを採用しているため、安心して取引できます。
Exness
Exnessのメリット・デメリット
- 規制当局から複数の認可を受けており、安全性が高い
- 多様な口座タイプで、初心者から上級者まで対応可能
- スプレッドが狭く、取引コストが低い
- 分析ツールやボーナス・プロモーションが少ない
- 一部の国からの顧客を受け入れていない
- 一部の口座タイプでは負のスリッページ防止がない
Exnessの特徴
Exness(エクスネス)は、世界有数の規模を誇るFXブローカーです。欧州キプロスとセーシェルに本社を置き、各国の金融当局からライセンスを取得しています。期間限定のキャンペーンやボーナスは行わず、低スプレッドと高いレバレッジを武器に競争力のある取引環境を提供しています。
MetaTrader4、MetaTrader5、WebTerminalなど、多様なプラットフォームに対応しており、少額からの取引が可能です。出金の処理が迅速で、クレジットカードや電子決済サービスなど、様々な出金方法を用意しています。日本語によるサポートも手厚く、グローバルに活躍するFXブローカーとして知られています。
HFM(HotForex)
HFM(HotForex)のメリット・デメリット
- 複数の金融ライセンスを保有し、規制当局から認可されている
- 業界最狭水準のスプレッドを提供している
- 最大レバレッジ1000倍を提供し、少額から取引可能
HFM(HotForex)の特徴
HFM(旧HotForex)は2010年に設立された海外FXブローカーです。世界中で350万口座以上を有する大手業者で、27か国語以上の多言語サポートを提供しています。取引プラットフォームはMT4、MT5に対応し、最大1000倍のレバレッジが利用可能です。
入出金は銀行送金、クレジットカード、電子決済サービスなど多様な方法に対応しています。顧客資金は業者資金とは別口座で分別管理されており、賠償責任保険にも加入しているため、資金の安全性が高いのが特徴です。また、VPSサービスも提供されており、取引の安定性が確保されています。
海外FXの信託保全に関するよくある質問
- 信託保全の金額に上限はありますか?
- ヒロセ通商やみんなのFXは信託保全を行っていますか?
信託保全の金額に上限はありますか?
海外FXの信託保全における補償金額の上限は、FX業者によって異なります。
一般的に、業者が加入している民間の投資家保護基金や保険の補償額が上限となります。
例えば、The Financial Commissionに加盟している業者の場合、最大2万ユーロ(約300万円)までが補償されます。BrokerLink民間保険に加入している業者では、100万ユーロ(約1億5,000万円)以上が補償される可能性があります。
ただし、多くの海外FX業者は補償上限額を公表していないため、実際の金額は不透明な場合が多いです。また、日本国内のFX業者のように、顧客資産を全額補償するという明確な規定はありません。
つまり、海外FXの信託保全では、一定額までの補償は期待できますが、顧客資産の全額保護は約束されていないということになります。リスクを理解した上で、補償内容を確認する必要があります。
ヒロセ通商やみんなのFXは信託保全を行っていますか?
はい、ヒロセ通商やみんなのFXは信託保全を行っています。
ヒロセ通商は三井住友銀行に、みんなのFXはSBI信託銀行にお客様の資金を信託しています。これらの業者では、お客様の資金が適切に保護されているため、安心して取引できます。
信託保全は海外FXの重要な特徴で、お客様の資金を守るための制度です。業者を選ぶ際は、信託保全の有無を確認することが大切です。信託保全が行われていれば、万が一業者が倒産しても、お客様の資金は保護されます。
まとめ
海外FXの信託保全とは、顧客の資産を業者の資産から分別して管理することで、業者の破綻時にも顧客資産を保護する仕組みです。
国内FXでは金融庁の規制により信託保全が義務付けられていますが、海外FXでは業者によって信託保全の有無が異なります。
海外FXでは、より高いレバレッジや通貨ペアの取引が可能な一方、信託保全がない場合は資産保護の面でリスクがあります。海外FXを利用する際は、業者の信託保全体制を確認し、リスクを理解した上で取引することが重要です。
また、今ならXMの新規口座登録で15,000円分、入金額の20%クレジットがもらえるキャンペーン実施中なので、XMの口座開設がおすすめです。
少額の資金からでも大きな利益を狙えるXMの口座を開設して、豊富なボーナスや高いレバレッジを上手に活用してみましょう。