FXを始めるには、FX会社で口座を開設し日本円を入金する必要があります。
この入金した日本円のことを「証拠金」と呼びます。
証拠金とはなにか、を説明することは簡単ですが「証拠金維持率の計算方法」「レバレッジとの関連」などは、まだ理解できていない人も多いのではないでしょうか。
特にFXで証拠金維持率は重要であり、一定の割合を割り込むとFX会社側の対応によって、強制的に損失が確定してしまうことがあります。
この機会に、証拠金について適切に理解しておきましょう。
本記事では、FXの証拠金とはといった基礎的な部分から、取引時の注意点、少ない証拠金で始められるFX会社をまとめました。
FXの証拠金とは
ここでは、FXの証拠金とは何かを解説していきます。
[box class=”box32″ title=”FXの証拠金とは”] [list class=”li-check”]
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それぞれ詳しく見ていきましょう。
証拠金とは取引に利用する資金のこと
証拠金とは、FXの取引で利用する資金のことです。
国内のFX会社では、個人の取引口座に日本円を入金して取引します。
入金には、以下の方法があります。
[box class=”box32″ title=”口座への入金方法”] [list class=”li-check”]
- クイック入金
- 銀行入金
- コンビニ入金
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3つの中では、提携している金融機関から個人口座に直接入金できる「クイック入金」がおすすめです。
クイック入金ではネットバンキングを使うことになるので、まだ設定していない人は口座開設と合わせて済ませておきましょう。
FXでは実際の資金の受け渡しを行わない
FXは「Foreign Exchange」の略で、日本語では「外国為替証拠金取引」と呼ばれます。
FXはあくまで「証拠金」の取引であり、株の現物取引のように実際の資金の受け渡しはしません。
実物の外国為替を売買するのではなく、各社が提示するレートに対して取引を行います。
FXでは口座に証拠金を預け入れ、取引の結果によって、その証拠金を加えたり減らしたりする形をとっています。
この「証拠金取引」は、FXだけなく先物取引やCFDでも用いられており、金融取引では一般的な取引方法です。
証拠金の取引では投資効率が上昇
証拠金取引の特徴に「レバレッジをかけて持っている資金以上の取引ができる」ことがあります。
レバレッジとは「てこの原理」を意味する言葉であり、国内のFX会社では、証拠金の最大25倍までのポジションを持つことが可能です。
FXではレバレッジをかけた取引が基本であり、少額の資金で大きな利益を狙うことができます。
一方で、レバレッジをかけることで損失も大きくなるため、扱い方には注意が必要です。
証拠金維持率が100%を割ると危険ライン
証拠金維持率は、以下の式で計算できます。
[box class=”box2″]有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100 = 証拠金維持率[/box]
証拠金維持率が100%を割っているということは、必要証拠金に対して有効証拠金が足りていない状態です。
言い換えると、レバレッジがフルにかかっていて余裕がない状態、と表現することもできます。
FX会社にもよりますが、証拠金維持率が100%を割ると、強制的にロスカットされてしまうことがあります。
つまり、そうした会社で最大レバレッジでポジションを持ち、少しでもマイナスに触れた場合には、ポジションが精算されてしまうということです。
見落としがちですが、証拠金維持率何%でロスカットされるかは重要です。
口座開設前には、必ず確認するようにしてください。
FXの証拠金維持率が低いおすすめ口座3選
ポジションを継続保有するための、必要証拠金が低いおすすめのFX会社をピックアップしました。
コチラを参考に、有利な条件でトレードできる会社を選んでみてください。
[box class=”box29″ title=”FXの証拠金維持率が低いおすすめ口座”] [list class=”li-check”]
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GMOクリック証券(FXネオ)
[box class=”box32″ title=”GMOクリック証券(FXネオ)の特徴”]
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- 手数料がとにかく安い
- 業界最安値レベルのスプレッド(ドル円0.2銭原則固定)
- 取引システムやスマホアプリが使いやすい
- スピード口座開設!最短当日から取引可能
- 大口注文でも500万通貨まで原則スプレッド固定
[/list]
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GMOクリック証券(FXネオ)の証拠金維持率 | ロスカット/アラート |
100% | ロスカットアラート |
50%未満 | 自動ロスカット |
特典情報
口座を新規開設し、お取引すると最大550,000円がキャッシュバックとして受け取れる特典を実施中です。
具体的な条件は以下の通りです。
※新規約定のみ対象
ポジションを持つだけでキャッシュバックを受け取れる、お得な特典ですね。
GMOクリック証券のメリットとデメリットについても、簡単にまとめました。
メリット
業界最大手企業の一つのため、資金管理・サポート体制・取引ツールの使いやすさなど、総合的にみてオススメできる取引所と言えます。
資金管理については、4つの銀行「三井住友銀行」・「みずほ信託銀行」・「三井住友信託銀行」・「日証金信託銀行」と信託保全契約を結び資金を預けています。
そのため、万が一GMOクリック証券が破綻しても預けた資金が無くなることはありません。
トレード開始できるまでのスピード感も魅力的で、スマホからの簡単な本人確認で口座解説でき、最短当日からトレード可能なスピード感も魅力ですね。
お問い合わせフォームやフリーダイヤルでお問い合わせ出来るので、困ったときにも迅速に解決することが出来ます。
デモ口座があるので、入金せずにトレードを試すことできるのも、嬉しい点です。
デメリット
ロスカット手数料が 1取引単位(10,000通貨)あたり500円(税込)、0.1取引単位(1,000通貨)あたり50円(税込)かかる点はデメリットです。
ロスカット手数料無料の会社も多いため、小額とは言え手数料が発生するのは少し気になりますね。
>>>GMOクリック証券の公式サイト<<<
参照元:GMOクリック証券の評判・口コミからわかるメリット・デメリットまとめ-BOX-MEDIA
LIGHT FX
出典:lightfx.jp/
[box class=”box32″ title=”LIGHT FXの特徴”]
[list class=”li-check”]
- 取引手数料無料
- 1000通貨から取引出来て、初心者にもやさしい
- 初心者向け、上級者向け2種類の取引ツール
- 直感的に使いやすいスマホアプリ
- 約定力が高く、値段が滑らない。
- スプレッドが狭い(米ドル円0.2銭、ユーロ円0.4銭)
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メリット
LIGHT FXの一番の特徴は、初心者にでも使いやすいトレード環境にあります。
最小取引単位数が1,000通貨のため、10万円以下の小額資金からでも気軽にトレードが出来ます。
また、スワップポイントが業界最高水準の点に定評があり、長期トレードをするにはもってこいです。
資金管理のに関しては信託保全が取り入れられており、顧客の資金自社で管理せず、三菱UFJ銀行に預けられます。
そのため、万が一LIGHT FXが破綻しても顧客の資産は守られます。
安心してお金を預けられますね。
デメリット
LIGHT FXは初心者でも使いやすいようにと情報をあえて限定し、必要最小限にしています。
そのため、中級者~上級者にとっては情報が限定的で、取引ツールの機能も少ないと感じられる可能性があります。
また、デモ口座が無い点もデメリットと言えるでしょう。
LIGHT FXの証拠金維持率 | ロスカット/アラート |
証拠金維持率120%以下 | ロスカットアラート |
100%未満 | 自動ロスカット |
キャンペーン情報
出典:lightfx.jp/campaign/
取引のロット数に応じてキャッシュバックが貰えるキュンペーンが行われています。
具体的には以下のような内容です。
出典:lightfx.jp/images/campaign/
ポジションを持つことでキャッシュバックが貰えるお得な内容です。
開催期間:2024年4月22日(月)~2024年6月28日(金)
トライオートFX
出典:invast.jp/triauto/
[box class=”box32″ title=”トライオートFXの特徴”]
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- インヴァスト証券が運営
- 簡単お手軽に自動売買をスタートできる
- スプレットが非常に狭い!
- 売買手数料、両替手数料、口座解説手数料など各種取引手数料が完全無料
- スマホアプリが使いやすい!自動売買もアプリからOK!
- 感情に左右されず、合理的なトレードが可能!
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LIGHT FXの証拠金維持率 | ロスカット/アラート |
証拠金維持率150%以下 | プレアラート |
120%未満 | アラート |
100% | ロスカット |
キャンペーン情報
口座開設し取引することで、キャッシュバックが貰えるキャンペーン実施中です。
出典:invast.jp/triauto/service/campaign/newaccount_2001/
詳細は以下のようになります。
自動売買取引
入金条件 | 取引条件(新規約定) | プレゼント金額 |
---|---|---|
500万円 | 50万通貨以上 | 30,000円 |
300万円 | 30万通貨以上 | 20,000円 |
100万円 | 5万通貨以上 | 10,000円 |
マニュアル(手動)取引
取引条件(新規約定) | プレゼント金額 |
---|---|
1,000万通貨以上 | 20,000円 |
250万通貨以上 | 5,000円 |
50万通貨以上 | 1,000円 |
入金&取引をすることで現金が貰えるキャンペーンですので、新規口座解説するなら今が非常にお得です。
メリット
選択できる自動売買システムは、24戦中19勝と非常に高い勝率を誇っています。
そのため、高い勝率を維持しながら確実に資産を増やせるのが最大のメリットです。
人間が自分の判断でトレードすると、感情がコントロール出来ずに損しがちです。
その点自動売買であれば、機械的にトレードが出来るので最も結果を残しやすいと言えますね。
自動売買システムは通貨ペアごとのパフォーマンスが確認できるので、過去のデータを元に、勝率の高いトレードをすることが出来ます。
売買手数料無料、スプレッド極狭(ドル円0.3銭)など売買に掛かる費用が格安なのも嬉しいですね。
信託保全の仕組みが取り入れられているのも安心材料です。
顧客から預かっている資産は三井住友銀行に預けられるので、万が一会社が会社が破綻しても資金が守られます。
デメリット
デモ口座が無いところや、FXのスキルが身につかないことがデメリットと言えるかもしれません。
デモ取引が出来れば、無料で自動売買システムを動かし、本当に利益が出るのかを確かめることが出来ます。
しかし、トライオートFXではデモ口座がありません。
そのため、まずは小額資金で運用してみて、結果を確かめてから本格的に運用したほうがいいでしょう。
また、FXのスキルがつかないのも、人によってはデメリットに成り得ます。
トライオートFXでは、取引はシステムに任せることになるので、チャートの見方や売買のスキルは一切身に付きません。
そのため、自分の裁量でのトレードを身に着けたい場合には不向きと言えるでしょう。
FXの証拠金制度のメリット・デメリット
証拠金制度にはメリット、デメリットが存在しますのでそれぞれを簡単に解説します。
メリット:少ないお金でたくさんのお金を取引できる
FX取引においては、証拠金制度のおかげで本来は所持していないお金を運用することが出来ます。
そのため、うまくトレードすればレバレッジなしの取引では絶対に出せない、大きな利益を出すことが可能になります。
例えば、本来であれば利益が10万円の取引の場合、レバレッジが25倍であれば250万円の利益になります。
[box class=”box4″]レバレッジを利用することで資金効率が良い取引ができますね。[/box]
[box class=”box2″]
本来の利益(10万円)× 25倍=250万円
[/box]
ということですね。
このように資金が少なくても資金効率を大きく上げ、短期間で大きな利益を出すことが出来る可能性があるのが証拠金取引のメリットです。
もしもレバレッジという仕組みが存在しなければ、資金が少ない人や短期間で利益を出したいトレーダーにとって、FXは存在価値が無いものになってしまうでしょう。
レバレッジ無しで100万円の資金を運用して、ドル円が100円から101円に値動きしても1万円しか儲かりません。
スキャルピングやデイトレなど短期間での取引の場合、レバレッジを掛けなければほとんど儲からないので、FXをやる意味が無くなってしまいます。
FXが多くの人に愛され、たくさんの人がトレードしているのは、レバレッジの制度によって短期間・小資金でも利益を出せるからです。
日本の取引所では25倍までレバレッジを上げることが可能であり、大きくすればするほど資金効率は良くなります。
デメリット:実質的なお金の前借りである
証拠金制度のおかげで、短期間・小資金でも大きな利益をだせる可能性があるというメリットがある一方、デメリットもあります。
FXの証拠金取引では、本来は所持してないお金を運用することが出来ます。
このようなことが可能になる理由は、FX会社からお金を借りて運用しているからです。
例えば、資金が10万円でレバレッジ25倍だと250万円を運用可能ですが、この時大部分はFX会社から借りる形になります。
そのため、証拠金取引の際には一度の取引で全ての資金を失ってしまうなど、大きな損失を被る危険があります。
為替レートの動き次第では、自分の証拠金以上の損失を出してしまう可能性もあり、全資産を超えたマイナスになってしまうことも。
こうなると追証(おいしょう)と行って、追加でFX口座にお金を入金しなければいけません。
証拠金取引には、こういったリスクがあることは理解しておく必要がありますね。
[box class=”box4″]証拠金制度についてきちんと理解した上で取引を行うようにしましょう。[/box]
FXの証拠金に関する注意点
FXでは、現在のポジションに対して証拠金がいくらあるか、証拠金維持率は何%を気にしてみていく必要があります。
ここでは、FXの証拠金に関する3つの注意点をまとめていきます。
[box class=”box32″ title=”証拠金に関する注意点”] [list class=”li-check”]
[/list] [/box]
それぞれ詳しく見ていきましょう。
証拠金が少ないと強制ロスカットとなる可能性がある
FX会社ごとに、強制ロスカットレベルを設定しています。
強制ロスカットレベルを割った場合、ポジションが強制的に精算されてしまうので注意しましょう。
FXでは機関投資家や大口投資家が、強制ロスカットを狙って大きな値動きを意図的に発生させることがあります。
2019年の1月初めには、ドル円が短時間で4円ほど円高方向に進む「フラッシュクラッシュ」が発生し、証拠金に余裕がなかった人がロスカットされてしまいました。
特に長期でポジションを持っている人は、証拠金を高めに保つようにしてください。
会社によっては、FX口座に資金を振り替える必要がある
GMOクリック証券や楽天証券のように、証券会社がサービスの一つとしてFX取引を提供している場合は、FX口座に振り替える必要があります。
FX口座へ資金を移動しないと、取引で使うことはできず、証拠金としてカウントされません。
入金した際は、忘れずに移すようにしましょう。
必要な証拠金は為替のレートによって変動する
必要証拠金は、為替レートによって異なります。
例えば、最大レバレッジが25倍で、ドル円が「1ドル = 100円」と「1ドル = 120円」の場合では、必要な証拠金は以下のように変動します。
[box class=”box2″]1ドル = 100円で1,000通貨のポジションを持つ場合
(100円 × 1,000通貨) ÷ 25 = 4,000円[/box]
[box class=”box2″]1ドル = 120円で1,000通貨のポジションを持つ場合
(120円 × 1,000通貨) ÷ 25 = 4,800円[/box]
同様の理由で、通貨ペアによっても必要な証拠金が変わることを覚えておきましょう。
FXの必要証拠金の計算シミュレーション
FXの証拠金は以下の計算式で算出することが可能です。
[box class=”box29″ title=”必要証拠金の計算式”]
証拠金維持率(%)= 純資産 ÷ 必要証拠金 × 100%
[/box]
この計算式に基づき、計算シミュレーションをしてみましょう。
シミュレーションは、国内取引所のレバレッジ(MAX:25倍)でドル円の取引を行った状況を想定し行います。
買いポジション
まずは買いポジションのケースです。
[box class=”box29″ title=”ポジション条件”]
- 通貨ペア:ドル円
- ドル円のレート:109.154
- レバレッジ:25倍
- Lot(取引量):10
- 純資金額:100万円
[/box]
必要証拠金:436,616円
ロスカットライン50%:202,356円
上記のようになります。
売りポジション
次に売りポジションのケースも見てみましょう。
[box class=”box29″ title=”ポジション条件”]
- 通貨ペア:ドル円
- ドル円のレート:109.154
- レバレッジ:25倍
- Lot(取引量):10
- 純資金額:100万円
[/box]
必要証拠金:436,556円
ロスカットライン50%:233,606円
以上のように、買いの場合と売りの場合で、必要証拠金が変わることがあるので注意しましょう。
シミュレーションは各FX会社で用意されているシミュレーターを利用することで、無料で行うことが出来ます。
(シミュレーション参考:https://fx.dmm.com/)
FXの証拠金に関してよくある質問
ここでは、FXの証拠金について、よくある質問と回答をまとめました。
FXの証拠金とは?
FXの証拠金とは「FXの取引で利用する資金のこと」です。
FXでは実際の資金の受け渡しを行わず、取引の結果に応じて証拠金を増減させる方法をとっています。
証拠金が多いほど強制ロスカットにかかる確率は低くなり、大きなポジションを持つことができます。
FXでは証拠金を意識して取引するようにしてください。
FXはいくらの証拠金から始められる?
取引に必要な証拠金は「最小取引単位」「レバレッジ」「為替レート」の3つによって変動します。
そのため、会社によって必要な証拠金は異なります。
例えば、SBI FXトレードでは最低取引単位が「1通貨」で、レバレッジは最大「25倍」までかけることができるので、ドル円であれば「約6円」の証拠金から取引を始めることが可能です。
メキシコペソや南アフリカランドなど、為替レート自体が低いものは、さらに低い金額から取引を始めることができます。
証拠金維持率が100%を割るとどうなる?
マネーパートナーズやみんなのFXなど、FX会社によっては証拠金維持率100%で強制ロスカットされることがあります。
また、強制ロスカットがされなくても、証拠金維持率100%を割っている場合、追加の証拠金はポジションの精算が必要な状態であるといえます。
レバレッジは10倍程度に留めて大きなポジションは持たない、証拠金を多めに入れるなどして、証拠金維持率は高めに保つようにしてください。
必要証拠金の計算方法は?
最大レバレッジが25倍の場合、必要証拠金は「為替レート × 取引量 ÷ 25」で計算することができます。
1通貨あたりの為替レートが低いメキシコペソや南アフリカランドは、比較的低い証拠金で始められますが、FX会社の中には最低取引単位を「1万通貨〜」といったように、別で基準を設けていることがあります。
FXで口座にある以上のお金を失うことはある?
FXで口座にあるお金以上を失う可能性はゼロではありませんが、限りなく低い確率といえます。
多くの会社では、証拠金維持率50%で強制ロスカットされるようになっています。
証拠金維持率50%でロスカットされた場合、口座資金の大半を失うものの、新たに入金を求められるわけではありません。
急な変動や土日の変動でロスカットが間に合わなかった場合にはありえますが、証拠金維持率を高くキープしていれば、そのほとんどは防ぐことができるでしょう。
FXでは証拠金に余裕を持って取引しよう
FXでは、証拠金維持率を意識することが重要です。
証拠金維持率は「有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100」で求められ、各FX会社が提供する取引ツールで確認することもできます。
各社が定める強制ロスカットレベルに触れることのないように、調整していきましょう。
また、FXは証拠金を元手にしてレバレッジをかける取引が基本です。
レバレッジは資金効率が向上する一方で、損失も大きくなるので、倍率を確認しながら取引する必要があります。
証拠金について正しく理解し、適切な取引とポジションを持つことを心がけていきましょう。