「TradeviewはどんなFX業者?」「Tradeviewの評判は良い?悪い?」
本記事では、上記の疑問を解消するために、Tradeviewのリアルな口コミや評判を紹介していきます。
結論、Tradeviewは安全性が高く、取引条件にも優れた海外FX業者です。
とはいえ、具体的な評判や取引条件を知らずに利用し始めるのは賢明ではありません。
Tradeviewが安心して利用できる海外FX業者であることや、Tradeviewを選ぶメリットを知り、優良な海外FX業者を探す参考にしてみてください。
- 基本情報
- 良い評判・口コミ
- 悪い評判・口コミ
- 出金拒否に関する評判・口コミ
- 安全に取引できる理由
- 取引条件・ルール
- 利用できる取引ツール
- 新規口座を開設する方法
- 入出金方法
- Tradeviewに関するよくある質問
Tradeviewの基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
正式名称 | Tradeview LTD |
ライセンス | ケイマン諸島金融管理局(CIMA)ライセンス番号 585163 |
本社所在地 | 103 S Church Street. Harbour Place, 4th floor, Cayman |
事業開始日 | 2012年4月4日 |
取引時間 | 6:00~翌5:55(夏時間) 7:00~翌6:55(冬時間) |
注文方法 | 成行注文 指値注文 逆指値注文 ストップリミット注文 |
デモ口座 | あり |
サポート体制 | 日本語対応あり (日本人スタッフ常駐) |
電話番号 | +1 345 945 6271 |
メールアドレス | japanesesupport@tvmarkets.com |
公式 | 公式HP |
Tradeviewはケイマン諸島金融管理局(CIMA)の金融ライセンスを取得している海外FX業者です。
MT4・MT5・cTraderといった取引プラットフォームを採用している点、取引に対する制限(自動売買やスキャルピングなど)が厳しくない点が大きな特徴として挙げられます。
また、低スプレッドタイプの口座における取引手数料が往復5ドルと比較的安い点もTradeviewの魅力です。そのほか、約定力の高さや取り扱い銘柄の豊富さといった部分も評判の良さに繋がっています。
Tradeviewに関する良い評判・口コミ
Tradeviewに対しては良い口コミの数が非常に多く、安心して利用できる海外FX業者であることがわかっています。以下では代表的な良い評判・口コミの内容をまとめてみました。
- スプレッドは「0Pips〜」と業界最狭水準
- 顧客の資金管理体制が万全だから安心
- 取引制限がないから利用しやすい
- 取引銘柄数が豊富にある
- 約定力が圧倒的に高い
- ハイレバレッジで取引できるのが魅力
- デモ口座があるから海外FX初心者でも安心
海外FX初心者でも理解できる形でそれぞれの内容を説明しているので、ぜひ参考までにご覧ください。
1.スプレッドは「0Pips〜」と業界最狭水準
Tradeviewは非常にスプレッドが狭い海外FX業者です。「ILC口座(低スプレッドタイプ)」のドル円スプレッドは最小0.0pipsなので、少しでも予想した方向に値動きが進むとすぐに含み益が生じます。
なお、スプレッドとは買値と売値の差額を指すFX用語です。スプレッドの幅は狭ければ狭いほどトレーダーにとって有利に働きます。
- 各通貨ペアにおけるAsk(買い注文価格)とBid(売り注文価格)の差額を表す
- スプレッド分のコストは注文した時点で発生する
- スプレッドの幅は通貨ペアごとに異なる
スプレッドは各FX業者が自由に決められる形となっています。その中でTradeviewは狭いスプレッドを提供する海外FX業者として認知されているということです。
なお、Tradeviewの中でスタンダードタイプにあたる「Xレバレッジ口座」のドル円スプレッドは1.7pips~となりますが、これは平均的もしくはそれ以下の数値と言えるでしょう。
スプレッドに関してもっと深く知りたい方は「FXのスプレッドとは」をご覧ください。
2.顧客の資金管理体制が万全だから安心
Tradeviewでは、トレーダーから預かった資金を「分別管理」しているので安心して利用できます。
Tradeviewは金融規制法に基づき、トレーダーから預かった口座資金を別の銀行に信託しています。自社を運営するための資本とは完全に区別し、独立した会計機関である「GC PARTNERS」によって管理している点がTradeviewの特徴です。
なお、Tradeviewの分別管理を行うGC PARTNERSは様々なヘッジファンドやブローカーに対して財務会計・管理事務サービスを提供している企業です。
3.取引制限がないから利用しやすい
取引に関する制限が比較的緩い点も、Tradeviewの良い評判に繋がっている部分でしょう。
というのも、Tradeviewでは同一口座と複数口座の区別なく「両建て取引」が可能となっています。また、他のFX業者の口座を使った両建て取引に対しても規制をおこなっていません。
もちろん自動売買やスキャルピングといったトレードスタイルも認められているので、トレーダーは自由な形で取引を進められます。
- 同じ通貨ペアの買い注文と売り注文を同時に保有する行為
メリットはお互いの注文により必要証拠金が相殺されること
デメリットは注文を解除するタイミングが難しいこと
基本的に、大半の海外FX業者では複数口座間での両建て取引を認めていません。ただし、同一口座内での両建て取引に関しては認める業者が多い印象です。
理由は、海外FX業者の多くが「ゼロカットシステム」を採用している点にあります。ゼロカットありの口座を複数用意し、その口座間で両建て取引を行うと高い確率で利益が出ます。
そのため、ほとんどの海外FX業者では複数口座間での両建て取引を禁止しているわけです。ちなみにTradeviewでも悪質な取引に対して何かしらの措置を取られる可能性があります。仮に警告を受けた場合は、速やかに対応しましょう。
なお、両建て取引についてより詳しく知りたい方は「FXの両建て手法は最強?」をご覧ください。
4.取引銘柄数が豊富にある
Tradeviewでは通貨ペアFXだけでなく、株式やETF、コモディティや仮想通貨といった銘柄も取り扱っています。このように取引銘柄が豊富という点も、Tradeviewの魅力と言えるでしょう。
ちなみに取引できる銘柄が多ければ、必然的に稼げるチャンスも増えます。また、投資先を分散させることでリスクの抑制にも繋がります。
そのため、色々な銘柄に対して分散した投資をしてみたいという方はTradeviewを利用してみてください。
5.約定力が圧倒的に高い
「約定力がとても高い」というのもTradeviewに対する良い評判・口コミのひとつと言えます。
約定力とは、注文が通るまでの速度、また注文が通る確率を表す金融用語です。約定力が高ければ、自分が注文ボタンを押した瞬間に取引が実行されます。
約定力が高いとスリッページ(注文価格のズレ)が起きにくいので、トレーダーにとっては大きなメリットとなります。ちなみにTradeviewの約定力が高いのはハイスペックなサーバーを提供する「エクイニクス社」を採用しているからです。
これまでスリッページに泣かされてきたトレーダーにとってTradeviewは優良なFX業者といえるでしょう。
6.ハイレバレッジで取引できるのが魅力
Tradeviewには主に4つの口座タイプがあり、そのうちもっとも大きいレバレッジを使えるのが「Xレバレッジ口座」です。Xレバレッジ口座であれば最大500倍のレバレッジを使って注文を出せます。
レバレッジとは自己資金を倍化させる仕組みを指しますが、レバレッジが大きければ大きいほど少ない資金で注文を通せるようになります。つまり、少額からでも大金を稼げる可能性が出てくるということです。
ただし、少ない自己資金のもとにハイレバレッジな取引を行うと、ロスカットリスクが増します。こうしたリスクを理解している中級者~上級者なら、ハイレバトレードも上手く使いこなせるわけです。
7.デモ口座があるから海外FX初心者でも安心
Tradeviewには無料で使えるデモ口座が用意されています。デモ口座があれば初心者でも事前に取引環境をチェックできるので安心です。
また、デモトレードは海外FXの練習にもなります。初めて海外FXに挑戦する方は、Tradeviewのデモ口座である程度経験を積んでから実際の取引に進んでみましょう。
なお、Tradeviewのデモトレードは「無料デモ口座」から始められます。
Tradeviewに関する悪い評判・口コミ
ここではTradeviewに関する悪い評判を紹介していきます。
- 入金ボーナスやキャンペーンがない
- ロスカット水準がかなり高い
- 最低入金額は10万円からで資金力が必要
- 口座の休眠・凍結には注意が必要
どんな海外FX業者にも良い点と悪い点があります。その両方を知ることでTradeviewが自分に合うかどうかが見極められるため、ぜひ参考にしてみてください。
なお、初心者の場合は特に入金ボーナスの有無やロスカット水準に関する部分をチェックしておきましょう。
1.入金ボーナスやキャンペーンがない
Tradeviewに対する悪い口コミとしては「入金ボーナスなどのキャンペーン類がない」ことが挙げられます。
入金した金額に対し50%や100%などの割合でクレジット(取引にだけ使えるお金)をもらえるところが入金ボーナスの魅力です。
しかし、Tradeviewにはこうしたクレジットを付与するボーナスが一切ありません。そのため、資金力に乏しいトレーダーには不向きな海外FX業者と言えるでしょう。
ただし、Tradeviewでは入金ボーナスを与える代わりに「狭いスプレッド」「高速の約定力」といった部分を充実させています。
2.ロスカット水準がかなり高い
Tradeviewのロスカット水準は100%です。これは他の海外FX業者と比較してかなり高い数値と言えます。
Tradeviewのロスカット水準は高く、証拠金ギリギリまでポジション(注文)を保有したい方にとってはデメリットに感じるかもしれません。
また、Tradeviewには証拠金維持率の低下を知らせるマージンコールの設定もないため、逐一自分で残高と維持率のバランスを確認することになります。
とはいえ、ロスカット水準のパーセンテージは高ければ高いほど残高がマイナスになるリスクを抑えられるので、その点を考慮すれば特に不利な条件ではないと言えるでしょう。
3.最低入金額は10万円からで資金力が必要
Tradeviewの最低入金額は1万円(スタンダード口座の場合)です。ただし、低スプレッドタイプのILC口座などは最低入金額が10万円からとなっています。
そのため、低スプレッドタイプの口座を目的としてTradeviewを利用する場合はある程度の資金力が必要です。
入金方法 | 入金の上限額 |
---|---|
国内銀行送金 | 100万円 (4回まで/1ヶ月) |
海外銀行送金 | 上限なし |
bitwallet | 1,000万円 |
STICPAY | 100万円 |
クレジットカード | 自身の与信枠まで |
なお、Tradeviewでは入金方法ごとに上限額が設定されているので、そちらも事前に確認しておきましょう。
4.口座の休眠・凍結には注意が必要
Tradeviewの口座は一定期間放置することで休眠口座、または口座凍結となります。なお、休眠口座になる条件は「残高ゼロ円で6ヶ月の放置」です。
残高なしの状態で1年が経過すると口座が凍結されるので注意しましょう。また、残高ありの状態で6カ月放置すると50ドルの手数料が差し引かれます。
休眠状態の口座は「Tradeviewサポートページ」から連絡することで通常の状態に戻せるため、余計な手数料が差し引かれる前に復活させておきましょう。
Tradeviewの出金拒否に関する評判・口コミ
ここからはTradeviewの出金拒否に関する評判や口コミを紹介していきます。海外FX業者を選ぶときに「出金拒否があるのかどうか」を気にする方は少なくありません。
- 出金拒否をされた証拠は今のところ発見されていない
- 不正行為に対する出金拒否権は持っている
結論から申すと、これまでにTradeviewでは不当な出金拒否が起きていません。下記で具体的な内容を解説しているので、ぜひご覧ください。
出金拒否をされた証拠は今のところ発見されていない
今のところTradeviewを利用していて出金拒否されたといった内容の口コミは見つかっていません。
むしろTradeviewに対しては安心安全な海外FX業者という意見が多く見られます。
ご覧の通り、Tradeviewからちゃんと出金できたという報告もあるため安心して利用できる海外FX業者と言えるでしょう。
ちなみに悪質な海外FX業者だと数百万円単位の出金拒否を起こすところもありますが、そういった業者と比べてもTradeviewは信頼性に長けています。
不正行為に対する出金拒否権は持っている
これまでにTradeviewで出金拒否されたという事例はありませんが、Tradeview側には出金を拒否する権利があります。
Client understands TRADEVIEW LTD is authorized to reclaim any trading profits Client obtains through the trading of delayed or inaccurate pricing.
引用:Tradeview|Terms and Conditions
こちらはTradeviewの利用規約となりますが、日本語に訳すと「お客様はTRADEVIEW LTDが遅延または不正確な価格設定の取引を通じてお客様が得た取引利益を取り戻す権限を有することを理解するものとします」といった内容が書かれています。
わかりやすく言えば、トレーダー側があえてレートの遅延などを狙う不正な取引で利益を得た場合は、Tradeviewの裁量でその利益を取り消せる(出金を拒否できる)ということです。
どんな形であれトレーダーが不正行為を働けば出金拒否される可能性が出てくるので気を付けましょう。
Tradeviewで安全に取引できる理由
冒頭から伝えている通り、Tradeviewは安全に取引ができる海外FX業者です。ただし、実際に利用する場合は「なぜ安全なのか?」を理解しておく必要があります。
- 信託保全が組まれているから
- NDD方式を採用しているA-book業者だから
- 日系人によるサポートがあるから
- 無料デモ口座で取引の練習ができるから
- 追証がないから
- ケイマン諸島で金融ライセンスを取得しているから
ここではTradeviewの安全性や信頼性が高い理由を解説していくので、ぜひご覧ください。
1.信託保全が組まれているから
Tradeviewはイギリスにあるロイズ銀行で信託保全を組んでいます。トレーダーひとり当たり35,000ドル分の信託保全が組まれているので、仮にTradeviewとロイズ銀行が倒産しても預金500万円前後までは戻ってきます。
また、Tradeviewが倒産してもロイズ銀行が無事なら預けた資金の全額が戻ってくるため安心です。ちなみに海外FX業者でこうした信託保全を組んでいるところは多くありません。
資金の分別管理と信託保全の両方に対応しているTradeviewは、それだけでも安全性が高いと言えるわけです。
2.NDD方式を採用しているA-book業者だから
Tradeviewは注文の処理方式に「NDD方式」を採用するA-book業者です。
FXの注文処理方式には大きく分けて「NDD方式(ノンディーリングデスク)」と「DD方式(ディーリングデスク)」の2つがあり、前者をA-book業者、後者をB-book業者と呼びます。
NDD方式ではトレーダーからの注文をそのままインターバンクへと流すため、FX業者が注文に関与することがありません。これによって売買の素早いマッチングと取引の公平性を実現しています。
3.日系人によるサポートがあるから
Tradeviewのカスタマーサポートデスクには日系人がいるので、英語ができなくても安心して利用できます。
日本語でのサポートはメールのみとなりますが、それでも日本語対応可能なスタッフが常勤しているのは安心感に繋がる部分です。
問い合わせ方法 | 内容 |
---|---|
メールでの問い合わせ | japanesesupport@tvmarkets.com |
電話での問い合わせ | +1 345 945 6271 (メインオフィス) +1 345 946 4532 (直通) |
ちなみにTradeviewは海外FX業者としては珍しくオフィスの電話番号を公開しています。電話は国際電話で料金は自己負担となりますが、こうして電話番号を掲載している業者は信頼性が高いといえるでしょう。
4.無料デモ口座で取引の練習ができるから
Tradeviewでは無料で使えるデモ口座を用意していて、MT4・MT5・cTraderの中から好きな取引プラットフォームが選べるようになっています。
このように、あらかじめ取引プラットフォームの使い方や取引条件を 確認できるところもTradeviewが安全とされる理由のひとつです。
デモ口座で練習をしてから実際の取引に進むとリスクを抑えやすいので、初心者の方はぜひ試してみましょう。
5.追証がないから
Tradeviewでは追証を請求されることがありません。これは自己資金を守る上で非常に安全な条件です。
追証とは「追加保証金」の略称で、本来は証拠金維持率が一定を下回った場合に請求されます。しかし、Tradeviewは「ゼロカットシステム」を採用しているので、追証の請求自体がないわけです。
リスク管理
Tradeviewでは、取引プラットフォームを通じて、お客様の口座残高がマイナスになることのないよう、自動化されたリスク管理システムを提供しています。この措置は、特に変動性の高い市場において、取引やレバレッジがもたらすリスクからお客様を守るために設けられています。
当社のテクノロジーは、すべての口座保有者の残高、ポジション、損益、証拠金レベルをリアルタイムで追跡します。バックオフィス・システムのリアルタイム証拠金監視機能は、取引ポジションが価値を失い、最低証拠金基準に達した結果、顧客の口座がマイナス残高になるリスクがある場合、未決済ポジションを自動的に決済します。
引用:Tradeview|Risk Management(日本語翻訳)
こちらはTradeviewの公式HP画面とその引用(翻訳)となります。口座の残高がマイナスにならないようなシステムを提供していると書かれていますが、これがゼロカットシステムです。
ゼロカットシステム採用の業者だと元本以上の損失が出ません。つまり、借金のリスクもないということです。
6.ケイマン諸島で金融ライセンスを取得しているから
Tradeviewはケイマン諸島金融庁(CIMA)による監督を受け、同庁の金融ライセンスのもとサービスを提供しています。
CIMAとは英国領ケイマン諸島における最高金融監督機関のことです。ケイマン諸島は英国法を基盤として高度な法体制を有する国であり、CIMAは証券監督者国際機構(IOSCO)の普通会員にも属しています。
また、ケイマン諸島は銀行総資産1.5兆ドルという世界で5番目の金融中心国であり、世界の50の大手銀行のうち40の銀行が支店を構える地域でもあります。
そんなケイマン諸島における最高金融監督機関のCIMAでは800の保険会社や10,000のファンドも監督しているため、その信頼性は確かなものと言えるでしょう。
金融庁の警告あり
Tradeviewは安全に利用できる海外FX業者ですが、日本の金融庁には登録をおこなっていません。そのため、金融庁が発する「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」には名前が載ってしまっています。
ただし、これは海外に拠点を置くFX業者すべてが対象となるものであり、危険性を表すものではないことを理解しておきましょう。
- 海外に拠点を置く金融業者、または国内に拠点を構えながら金融庁に未登録の業者に対して警告が発せられる
- 金融庁に登録すると最大レバレッジが25倍までに制限されるため海外FX業者は登録をしない
- 金融庁に未登録の海外FX業者を利用すること自体に違法性はない
海外FX業者が日本の金融庁に登録しないのは、トレーダーに対して数百倍という大きなレバレッジを提供するためです。また、日本の法律に従うとゼロカットシステムも使えなくなります。
Tradeviewの取引条件・ルール
ここではTradeviewで使えるレバレッジや選べる口座タイプ、また取引に関する主なルールを紹介していきます。
- 1.レバレッジは最大200〜500倍まで
- 2.口座タイプは全部で4種類
- 3.ロスカットは証拠金維持率100%以下
- 4.デモ口座・モバイル取引は可能
Tradeviewの特徴は取引の制限が少ないところです。ただし、元本割れリスクを避けるためにロスカット水準を高く設定している点については注意が必要となります。
なお、いきなり自己資金を使うのは怖いという方は、デモ口座の利用から始めてみてください。デモ口座はスマホからでも利用可能です。
1.レバレッジは最大200〜500倍まで
Tradeviewで使えるレバレッジは最大200倍~500倍です。レバレッジの最大倍率は選ぶ口座タイプによって変わり、500倍のレバレッジが使えるのはXレバレッジ口座となります。
また、Tradeviewでは残高に応じてレバレッジ制限がかけられます。口座の残高が10万ドルを超えると使えるレバレッジが100倍まで引き下げられるので注意しましょう。
2.口座タイプは全部で4種類
Tradeviewで選べる口座タイプは主に以下4種類となります。
口座タイプ | 取引ツール | 最大レバレッジ | 取引手数料 | 入金額 |
---|---|---|---|---|
Xレバレッジ口座(スタンダード) | MT4 | 500倍 | 無料 | 1万円 |
ILC口座(低スプレッド) | MT4 | 200倍 | 往復5ドル | 10万円 |
MT5口座(低スプレッド) | MT5 | 200倍 | 往復5ドル | 10万円 |
cTrader口座 | cTrader | 100倍 | 往復5ドル | 10万円 |
「初回の入金額を抑えたい」「500倍のレバレッジを使いたい」という方にはXレバレッジ口座がおすすめです。
「できるだけ狭いスプレッドで勝負したい」という方は他の口座タイプを選びましょう。
3.ロスカットは証拠金維持率100%以下
Tradeviewでは証拠金維持率が100%を下回った瞬間に強制ロスカットが発生します。ほかの海外FX業者ではロスカット水準20~50%というところが多いので、Tradeviewの設定はやや高めと言えるでしょう。
なお、ロスカット水準が100%だと強制ロスカットを受けた場合でもより多くの資金が残る可能性が高まります。この点はポジティブに捉えられるところです。
4.デモ口座・モバイル取引は可能
Tradeviewには誰でも無料で使えるデモ口座があります。こちらのデモ口座はスマホからでも利用可能です。
MT4・MT5・cTraderといった各取引プラットフォームアプリをインストールして、デモ口座IDとパスワードを入力すればデモトレードを始められます。
このようにパソコンを持っていない方でも気軽にFXを始められる点がTradeviewのメリットです。また、外出先でもチャートをチェックできるといった利便性の良さも感じられます。
Tradeviewで利用できる取引ツール
ここではTradeviewで利用できる取引ツールの詳細を紹介していきます。
それぞれの特徴やメリットを見ながら、自分に合ったツールを探してみてください。
Metatrader 4|自動売買に便利
MT4(メタトレーダー4)は世界中のトレーダーが利用している取引プラットフォームです。高度なチャート分析機能を搭載し、数多くの自動売買ツールにも対応しているところが大きな特徴として挙げられます。
また、Tradeviewのアカウントからログインすれば一般的な通貨ペアだけでなくCFDや仮想通貨といった銘柄に投資することも可能です。そのほか各国の株価指標やアメリカの主要株のトレードもできます。
素早い約定力や狭いスプレッドを体験したい方は、TradeviewアカウントからMT4にログインしてみてください。
Metatrader 5|高速・高機能
MT5(メタトレーダー5)はMT4の後発モデルとして開発された取引プラットフォームです。MT4より動作性に優れ、最初から使えるインジケーターの数などもバージョンアップされています。
また、MT4にはない注文方法(ストップリミット注文)が採用されている点もMT5ならではの特徴です。もちろんEAやオリジナルインジケーターの追加もできるので、カスタム性にとても長けたプラットフォームと言えるでしょう。
そのほか、MT5ならMQL5を介してコピートレードも可能です。裁量トレードや自動売買以外の手法を試したい方はMT5を選んでみてください。
cTrader|スキャルピング向け
cTraderはウェブ版にも対応する取引プラットフォームです。ワンクリックによる成行注文やダブルアップ、注文の一括決済といった機能を備えていて、MT4・MT5とは違った魅力を感じられます。
特にcTraderは売買のマッチング速度が素早いため、スキャルピングトレーダー向きのプラットフォームと言われています。もちろんテクニカル分析用のインジケーターや描画ツールの数もMT4・MT5に引けを取りません。
そのほかC#プログラム言語を利用したcBotsやSNSでのシェア機能、チャート撮影機能などはcTrader独自の特徴です。次世代型プラットフォームと呼ばれるその性能をぜひ一度体験してみましょう。
なお、スキャルピングについて詳しく知りたい方は「FXのスキャルピングとは」を参考にしてみてください。
Tradeview|新規口座を開設する方法
Tradeviewで新規口座開設するときは公式HPの「口座開設フォーム」にアクセスし、以下の項目を入力・選択していきます。
選択・入力項目 | 内容 |
---|---|
取引プラットフォーム | MT4/MT5/cTraderから選択 |
取引口座の通貨 | 日本円を選択 (ほか米ドル、ユーロなど選択可) |
氏名 | ローマ字で入力 |
出生地 | JAPANを選択 |
生年月日 | 自身の生年月日を入力 |
パスポートの有効期限 | 任意 |
国籍 | 自身の国籍を選択 |
住所 | ローマ字で入力 |
米国市民権に関する情報 | 「米国市民権はありません」を選択 |
職業に関する情報 | 当てはまる項目を選択 |
収入源に関する情報 | 当てはまる項目を選択 |
投資の経験 | 当てはまる項目を選択 |
その他の情報 | 年間投資予定額などを選択 |
入力・選択する項目がやや多めではありますが、ガイダンスに従いながら手続きを進めていけば特に迷うこともありません。
なお、口座開設時には顔写真付きの身分証明書と現住所確認書類のアップロードが必要となります。Tradeviewで提出が認められているものを以下にまとめたのご覧ください。
- パスポート
- 運転免許証
- マイナンバーカード
※現住所確認書類は発行から3ヶ月以内の公共料金請求書・住民票・銀行の明細書など
本人確認書類をアップロードしたら、次に口座開設フォームの画面上で署名をおこないます。あとは利用規約への同意にチェックマークを入れて情報を送信すれば手続き完了です。
Tradeviewの入出金方法
Tradeviewにはいくつかの入金方法・出金方法があり、それぞれに注意点もあります。注意点を知らないと、あとで利益を引き出すのに時間がかかるなど不便に感じることが出てくるので、あらかじめ確認しておきましょう。
入金方法
入金方法 | 手数料 | 反映スピード |
---|---|---|
銀行送金 | 無料 | 1~3営業日 |
決済サービス(クレジットカードなど) | 無料 | 即日 |
オンラインウォレット | 無料 | 即日 |
Tradeviewで使える入金方法は主に上記の3つです。決済サービスのメインはクレジットカードやbitwalletで、オンラインウォレットとしてはSTICPAYなどが使えます。
国内の銀行から直接入金することもできますが、反映スピードはあまり素早くありません。スピード感を重視するなら日本円にも対応しているbitwalletがおすすめです。
出金方法
出金方法 | 手数料 | 反映スピード |
---|---|---|
海外銀行送金 | Tradeviewへの手数料(35ドル) リフティングチャージ+被仕向送金手数料 (合計5,000円前後) | 3~10営業日 |
クレジットカード | 無料 (返金処理) | 1~2ヶ月 |
bitwallet | 824円 | 24時間以内 |
STICPAY | 出金額の1~5% | リアルタイム |
日本人がTradeviewを利用した場合、主に出金方法として使うのは上記の4つとなります。
なお、Tradeviewには「出金時は入金方法と同じ手段を選ぶこと」というルールがあります。出金の条件(手数料や反映スピード)をよく見てから入金方法を決めましょう。
ちなみにクレジットカードへの出金は返金処理となるので、カード会社によって反映される時間が大きく異なります。
Tradeviewに関するよくある質問
最後はTradeviewに関してよくある質問に回答していきます。ここまで読んでも疑問に感じる部分がある方は、こちらを参考にしてみてください。
- Tradeviewの取引手数料はいくらかかりますか?
-
Tradeviewの取引手数料は往復5ドルです。これはMT4・MT5のILC口座、cTrader口座で発生します。実質的なコストとして換算されるスプレッドはどの口座でも発生しますが、スプレッドの幅(金額)は通貨ペアごとに異なるため事前に確認しておきましょう。
なお、スプレッドが最小0.0pipsになるようなメジャー通貨ペアを取引するなら、取引手数料を払ってもトータルのコストが抑えやすいILC口座をおすすめします。
- Tradeviewの口座開設は難しいですか?
-
Tradeviewの口座開設手続きは難しくありません。入力・選択する項目はやや多いものの、口座開設フォームは日本語に対応しているので迷う部分はほぼないと言えるでしょう。
なお、口座開設する際はあらかじめ本人確認書類を用意しておくとスムーズです。そのほか、画面上で署名を行うためやりづらいとの評判も散見されますが、特に口座開設のハードルを上げるものではありません。
- Tradeviewにスマホ用アプリはありますか?
-
Tradeviewに公式のアプリはありません。ただし、スマホで使える各取引ツールのアプリはリリースされています。
MT4、MT5、cTraderのアプリを使いたい方は「取引用アプリのダウンロードページ」をご覧ください。
- Tradeviewで出金拒否されることはありますか?
-
今のところTradeviewで不当な出金拒否を受けたという証拠・意見は出ていません。ただし、Tradeview側にはトレーダーが不正行為を働いたときに出金を拒否する権利があります。
とはいえ、普通に取引をしていれば出金拒否(利益の取り消し)をされることはないので、安心して利用できる海外FX業者と言えるでしょう。
まとめ:Tradeviewは良い評判・口コミが多い海外FX業者である
Tradeviewに対する口コミや意見を詳しく紹介してきましたが、その評判はとても良く、安心して利用できる海外FX業者であることがわかりました。
Tradeviewでは入金ボーナスなどのキャンペーンを一切実施していないものの、その分スプレッドの狭さや約定力の高さといった形でトレーダーに有利な取引環境を提供しています。
資金力が乏しいトレーダーからするとボーナスなしという条件は物足りなく感じるかもしれませんが、長期的に考えればお得に利用できる海外FX業者と言えるでしょう。
また、ゼロカットシステムに対応しているため安全にハイレバトレードができる点もTradeviewの魅力です。追証リスクなしで海外FXを始めたい方は、ぜひTradeviewを選んでみてください。