FXの口座をいくつも持つのって危なくないの?
たくさん口座を持つとどのような良いことがある?
口座開設するのにおすすめのFX会社はどこ?
このような疑問をお抱えではありませんか?
実はFXの口座を複数持つことは、資金管理の面やリスクコントロールの面でとても重要な役割を果たします。
- 複数の口座を持つメリット・デメリット
- 複数の口座を持つときに気をつけるべきこと
- おすすめの国内FX会社
今回は上記のテーマについて紹介します。
この記事を読むことで、FXの口座を複数持つことの大切さや会社選びの注意点が分かるようになるでしょう。
結論、口座をいくつか持つことはで得られるメリットはデメリットよりも大きいです。
ぜひ最後までお読みください。
FXの口座を複数開設するのは国内でも海外でもメリットが多い
FX取引をするのであれば、口座を複数持つことをおすすめします。
ここでは、複数口座を持つとどのようなメリットがあるのかを具体例を交えて解説します。
- 長期や短期など取引方法で口座をわけられる
- スワップ金利やスプレッドが業者によって違う
- 障害などの機会損失を防げる
- 多くの情報を得られる
- 自動売買など様々な取引手法を試せる
- 口座開設キャンペーンを多く受け取れる
長期や短期など取引方法で口座をわけられる
トレードスタイルごとに取引口座を分けることで、資金管理が楽になります。
例えば、デイトレードのような短期トレードやスイングトレードのような長期トレードを同じ口座で取引してしまうと、無用な混乱を引き起こしかねません。
とあるFX口座では短期トレード、他の口座では長期トレードというようにポジションを分けておくことで取引がやりやすくできます。
特に長期トレードの中でもスワップポイントにかんしては有利なFX会社が存在します。
スワップポイントで利益を狙うのであれば、LIGHT FXやみんなのFXなどがおすすめです。
また、超短期トレードのスキャルピングなども取引するFX会社を選びましょう。
実質スキャルピングが禁止されているFX会社も存在するため、利用規約の確認が必要です。
詳しくはスキャルピングについてまとめた以下の記事をご覧ください。
スワップ金利やスプレッドが業者によって違う
スワップポイントやスプレッドの設定はFX会社によって異なります。
複数の口座を持つことで、取引したい通貨ペアで最も条件のよい口座を選べます。
例えば、通貨の売買で利益が得られるキャピタルゲインで儲ける場合、スプレッドが少しでも小さい口座で取引した方がコストを抑えられます。
1つしか口座を持っていないと、取引に都合のよい条件を選び取れません。
障害などの機会損失を防げる
FX会社のサーバーの不具合などで一時的に取引ができなくなる可能性は拭いきれません。
万が一、取引ができなくなった場合取引が止まってしまいます。
システム障害が起きている間に絶好のエントリーポイントが訪れていた場合は、機会損失を被ってしまうのです。
機会損失とは儲け損ないのことで実際の損失ではなく、エントリーしていたら得られたはずの利益が得られなかったことに対する損失を指します。
複数のFX口座を持ち合わせておくことでシステム障害が起きていない口座から取引できます。
機会損失を避けるためにも、口座を複数持っておくことは非常に重要です。
多くの情報を得られる
複数の口座を持ち合わせておくことで、それぞれの口座からたくさんの情報を仕入れられます。
1つの口座しか持っていないときと比較すれば、集まる情報量は数倍にも膨れ上がります。
FXはチャート分析のイメージが強く持たれることがありますが、各国の経済情報を入手して取引する視点も大切です。
判断材料が増えた方がより偏りのない公正な投資判断が可能になります。
情報収集の面においても、複数の口座を所有することは効果的です。
自動売買など様々な取引手法を試せる
FX会社によって提供しているサービスはさまざまあり、特に自動売買などのシステムトレードは多種多様なものがリリースされています。
システムトレードを使い分ける場合、口座毎に整理しておくと使い分けがしやすくなります。
また、自動売買と裁量トレードの両方の手法で取引する場合、別々に管理することも必要になるでしょう。
口座開設キャンペーンを多く受け取れる
口座開設のキャンペーンは顧客獲得のためにしのぎを削っている分野です。
それぞれの会社毎に独自のキャンペーンを打ち出しており、新規口座開設の際は活用しない手はないでしょう。
複数の口座を開設するのであれば上手にキャンペーンを活用することをオススメします。
FXの口座の複数開設は税金などデメリットもある
ここではFX口座を複数持っていると陥るデメリットについて解説します。
デメリットを把握することで、失敗や損失を回避するための対策が立てられるので、詳しく見ていきましょう。
- 確定申告には全ての口座の損益計算が必要
- 全ての口座を使うには資金が求められる
- 海外口座は取引がないと休眠口座となる
確定申告には全ての口座の損益計算が必要
口座が複数に分かれていることで、損益の管理が煩雑になってしまうというデメリットは避けられません。
確定申告はFXで稼いだら必ず行わなくてはならず、複数の口座において損失や利益があるとそれぞれの口座の損益から合算する必要があります。
FXの口座が増えれば増えるほど、計算に手間がかかる点は理解して起きましょう。
FXの確定申告について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
全ての口座を使うには資金が求められる
複数の口座を持って取引をすると、それぞれの口座に証拠金を入金する必要があります。
FX口座同士が直接資金を振り替えることはできないため、もし資金を移動させたいのであれば銀行を経由します。
その時にかかる手間や送金にかかるラグ、手数料などを考慮するとそれぞれの口座に必要最低限の資金は入金しておくべきだと言えます。
つまり、複数の口座を持つと投資資金がかさみやすいというデメリットがあるのです。
海外口座は取引がないと休眠口座となる
海外大手のFX会社XMでは、90日間取引が確認できないと休眠口座として扱われます。
さらに、休眠口座扱いを受けると口座維持手数料として毎月5ドルが差し引かれてしまうのです。
さらに口座残高が0の状態で90日間放置すると口座凍結されてしまい2度とログインできなくなってしまします。
ここでいう取引とは入金・出金や売買のことを指し、ログインしただけでは取引だとは見なされません。
複数の口座を持っていると放置気味になってしまう口座が出てくる可能性があります。
このような措置は日本のFX会社ではあまり見られませんが、海外では厳しい対応をされるので口座の放置には注意しましょう。
FXの口座開設に危険はある?同時に複数開設する際の注意点は?
FXの口座開設をする際の危険性について解説します。
複数のFX口座を開設するとなると、各FX会社の善し悪しを判断する基準が必要です。
ここではリスクを回避するための3つの判断基準を紹介します。
- 口座開設する際は金融ライセンスを確認する
- 利用規約は絶対に確認する
- 海外FX業者の口座開設は詐欺のリスクもある
口座開設する際は金融ライセンスを確認する
金融ライセンスを保有しているFX会社は、金融当局が定める基準をクリアしています。
経営状態や投資家の保護の観点で信頼して取引できる会社であることを証明するためのライセンスです。
日本の場合は金融庁が発行しており、有名な国内FX会社は金融ライセンスを持っています。
また、万が一会社が倒産したときのために投資家の資産を保護する仕組みは大きく分けて3つあります。
完全信託保全 | FX会社が投資家から預かった資産を信託銀行に信託する保全方法
会社が倒産しても信託保全されている資産は、信託銀行を通じて返還される |
一部信託保全 | 完全信託保全は投資家の全ての資金が対象であるのに対し、一部信託保全は資金の一部が信託保全されている。 |
分割管理 | 投資家の資金とFX会社の経営に必要なお金を分けて管理する。 |
利用規約は絶対に確認する
FX会社それぞれに利用規約が存在します。
トレーダーは会社が定める規約に沿って取引をすることを求められます。
特に注意が必要なのはスキャルピングです。
利用規約上でスキャルピングについて禁止が明言されていなくても、超短期取引を制限するような文言があればスキャルピングは避けるべきです。
最悪の場合、口座凍結されてしまう可能性があるため、注意してトレードしましょう。
海外FX業者の口座開設は詐欺のリスクもある
海外FXは国内FXよりも規制が緩い特徴があるため、一定の人気を集めています。
しかしながら、詐欺のうわさが多いのも事実です。
海外FX会社で口座を開設して取引をすることを考えているのであれば、金融ライセンスの有無や資金管理の安全性、利用者の口コミなどを参考にしましょう。
FX初心者の場合はまずは国内FX会社で取引するのをおすすめします。
スマホでも使いやすい!FXのおすすめ口座ランキング
国内FXのおすすめFX会社を紹介します。
各社売り出しているポイントはさまざまあるため、ご自身のニーズにあったFX会社で口座を開設しましょう。
FX口座は一つの会社で複数開設することもできる
FXの口座を同一会社で複数開設できることはご存じですか?
お気に入りの取引ツールやサービスができると、他のFX会社の口座で取引するよりも同じ会社で複数個の口座を持ちたいというニーズが高まります。
全てのFX会社が複数開設できるわけではありませんが、ここでは1つのアカウントで複数個の口座を開設できるFX会社を紹介します。
1つのFX会社で取引スタイルを変えられる
口座を取引スタイルによって分けておくことで、資金管理が便利になります。
基本的には、短期トレードと中長期トレードを使い分けることをおすすめします。
1つFX会社のサービスが気に入った場合は、そのFX会社で複数個の口座を解説してもよいでしょう。
同一アカウントで複数口座が持てるFX業者
1つのアカウントで複数個の口座を開設できるFX会社を紹介します。
FX会社 | 追加可能口座数 |
フォレックス・エクスチェンジ | 上限なし(口座数によっては審査あり) |
OANDA証券 | 10口座 |
外為ファイネスト | 9口座 |
IG証券 | 6口座 |
ヒロセ通商 | 2口座 |
JFX | 1口座 |
複数口座開設できない会社もあるため、その場合は他のFX会社の口座を開設しなければなりません。
口座だけじゃない!FXで複数ポジションを持つこともおすすめ!
FXでは同時に複数のポジションを保有できます。
ポジションを複数持つことで得られるメリットについて詳しく見ていきましょう。
複数ポジションを持つことで得られるメリット3つ
ポジションを複数持つことで大きく分けて3つのメリットが発生します。
- リスクの分散
- それぞれの通貨ペアでエントリーポイントが重なる
- 利益をとれるポジションもつ確率が上がる
勝負にたくさん出た方が勝ちやすいという考え方です。
少ないエントリーでは、勝てるタイミングを逃す可能性が高くなります。
そのため、複数のポジションを持つことがおすすめされます。
1つ注意が必要なのは、ポジションを複数持つと損失を抱える可能性も高くなる点です。
初心者のうちは複数ポジションを持つことは我慢して、ある程度慣れてきたらトライしてみましょう。
FXで複数ポジションを持つと必要証拠金も多くなる
複数のポジションを持つとその分必要になる証拠金も多くなります。
たくさんポジションを持ちすぎてロスカットにかからないように注意が必要です。
自分がとれるリスクの範囲内でトレードすることを心がけましょう。
FXは口座もポジションも複数持つことでリスク分散できる
FXで長期的に勝ち続けたいのであれば複数の口座を掛け持ちして取引することをおすすめします。
複数の口座を持っておくと、情報収集の面や資金管理の面でたくさんのメリットを受けられます。
初心者の方はまず1つのFX会社で口座を開設した上で、少しずつ他のFX会社の口座にも目を向けていくと良いでしょう。
口座を開設するだけならば、手数料はかかりません。
今回紹介したおすすめのFX会社で口座開設してみることをおすすめします。
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