審査がゆるい証券会社はどの会社?
口座開設の申込時に気をつけるべきことはある?
無職や借金があっても口座開設は可能?
このような疑問をお持ちではありませんか?
FXに興味はあっても、口座開設の申し込みに踏み込めないという方は多いのではないでしょうか。
FX口座を開設するための審査に通過するためには、審査がゆるいFX会社を選択的に狙うのが効果的です。
そこで本記事では以下について解説します。
- FXの審査が緩い証券会社5選
- FX業者の主な審査基準4つ
- FXの審査に通るための注意点やポイント
この記事を読めば、FXの審査に通過する上で大切なポイントが分かり、実際に口座を開設するための戦略を建てられるでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。
FXの審査が緩い証券会社5選
FXを始めようと思っても、口座開設の審査に通過できなければ取引に参加できません。
ここでは、審査が比較的緩い証券会社を5社紹介します。
それでは、1つずつ解説していきます。
FXTF
FXTFは、金融資産額が30万円以上あれば審査に通過する可能性があるFX会社です。
審査に通過するために必要な金融資産額に、明確な基準はないものの、一般的には100万円以上の準備があると安心です。
一方、FXTFは100万円の3分の1以下の資産額で口座開設に通過する可能性があります。
手持ち資金が限られている方におすすめのFX会社です。
新規口座開設と取引実績に応じて、5,000円のキャッシュバックを受けられるキャンペーンを開催しています。
また、最小取引通貨単位が1,000通貨単位であるため、1万円以下の少額投資も可能です。
少額から取引を始めたい方に、おすすめのFX口座と言えます。
- 30万円の金融資産で審査通過の可能性あり
- 口座開設と取引で5,000円のキャッシュバックを受けられるキャンペーン
- 最小取引通貨単位が1,000通貨単位
LIGHT FX
LIGHT FXは満18歳であれば口座開設ができる証券会社です。
満20歳以上の制限をかけるのが一般的ではあるものの、LIGHT FXでは、高校を卒業した年齢から取引に参加できるというメリットがあります。
また、職業の選択欄に無職の項目があり、現段階で収入が0の方でも、申し込み可能です。
気軽(LIGHT)にFXに取り組めることをコンセプトにしている「LIGHT FX」は、投資経験がない場合や、収入が多くない方でも口座を開設しやすいと言えます。
最小取引通貨単位は1,000通貨単位であるため、少額投資にも対応できます。
投資初心者の方が、最初に口座開設の申し込みをするFX会社として適していると言えるでしょう。
- 口座開設可能年齢が満18歳以上
- 最小取引通貨単位は1,000通貨単位
LINE FX
LINE FXは口座開設者の過半数が20~30代となっているため、比較的若い年齢であっても口座を開設できる証券会社と言えます。
サービス開始は2020年と比較的最近で、わずか8ヶ月で口座開設数10万口座を達成しています。
このことから、多くの人がLINE FXの口座の審査に通過していると言えるでしょう。
また、スプレッドは業界最狭水準であるため、取引コストを抑えた運用ができます。
最小取引通貨単位は1,000通貨単位で、少額取引から始めたいFX初心者の方にはうってつけの証券会社と言えます。
- サービス開始8ヶ月で10万口座達成
- スプレッドは業界最狭水準
- 最小取引通貨単位が1,000通貨単位
LINE FXの審査について紹介した記事はこちらです。気になる方は、ご覧下さい。
みんなのFX
みんなのFXでは「年収30万円未満」「金融資産30万円未満」から申し込むことが可能です。
一般的なFX会社は、金融資産は最低でも100万円以上を求められることが多いことと比較すると、みんなのFXの審査基準の緩さが分かります。
実際には、年収や金融資産は高い方が審査に通過しやすいです。
それでも、審査項目の下限が低く設定してあるのは、間口が広いことを裏付けています。
口座開設が可能となる年齢は、18歳からあるため、比較的若い方でも気軽に口座を開設できます。
また、スワップポイントで稼ぐための高金利通貨の取扱いがあるため、キャピタルゲインによる利益だけでなくインカムゲインも狙えます。
審査がゆるいFX会社であるため、投資経験がない方でも申し込めば通過する可能性は高いでしょう。
- 審査項目の下限が低い
- 満18歳から口座開設可能
- 高金利通貨ペアの取扱あり
みんなのFXの口座開設についてついては、以下の記事で詳しく解説しています。気になる方はご覧ください。
DMM FX
DMM FXは、口座開設数が80万口座(2020年8月)を超える日本でも指折りのFX会社です。
FXで本格的に儲けていく予定の方は、口座開設をしておくと良いでしょう。
国内最大級の口座開設数を誇る会社であるため、多くの人が審査に通過しています。
A8ネットというサイトでセルフバック目的で、口座開設やカードローンやクレジットカードの申込をしようとしたのですが、会社名や勤務連絡先が入力必須になっており、自分は無職なので出来ませんでした…😱
結局できたのはdmmfxと資料請求だけ。無職の社会的信用のなさを痛感
— ノノ (@kotu_kotuo) December 7, 2019
収入面や資金面を改善することで、審査に通過する可能性は高くなるでしょう。
最低取引通貨単位は1万通貨であるため、ある程度の初期投資額が必要になります。
安定した収入と、金融資産が100万円以上ある方は、口座開設の申し込みをしてみることをおすすめします。
- 口座開設数80万口座突破(2020年8月)
- 無職の方は口座開設の申し込みはできない
- 最低取引通貨単位は1万通貨
FX業者の主な審査基準4つ
FX業者は、主にどのようなポイントを重点的に審査しているのでしょうか?
ここでは、FX業者が重視していると考えられる審査基準を4つ紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①身分の証明ができるか
審査基準として最も基本的な部分は、身分証明です。
マイナンバーカードや運転免許証などを、提示できるかが大切です。
特に、マイナンバーカードなどの本人確認書類の表記と、登録フォームに記入した表記にズレがない内容にしましょう。
例えば、住所の丁目や番地などを「1-1-1」とフォームに入力し、本人確認書類には「1丁目1番地の1」と表記してあった場合、落とされる可能性があります。
この程度の表記のずれは、人の目で確認すれば、同じであると判断できます。
しかし、システム上で判断している場合、落とされる可能性がないとは言い切れません。
本人確認書類を手元に置いて、1字1句ずれないようにフォームに入力していくことをおすすめします。
②資産状況や財務状況の安定性はあるか
資産状況や財務状況は、口座開設の審査において非常に重視されるポイントです。
一般的には、金融資産額は100万円以上あるのが理想です。
それ以下であれば、落とされる可能性が出てきます。
しかし、最近は金融資産額において基準を下げているFX会社もあります。
手持ちの資産額に合わせて、資産状況の審査が緩いFX会社を選んで口座開設の申し込みをしましょう。
③投資目的は何か
投資の目的によっても、口座開設の審査に通る可能性が左右されます。
何を目的に投資に取り組むのかによって、リスクが高いと判断される場合があります。
そのため、投資目的に関しては適当に回答するのではなく、軸のある目的を回答するようにしましょう。
④安全な投資ができる経験はあるか
投資経験は審査基準の対象となります。
FXだけでなく、株や不動産などの投資を経験しているかどうかは、口座開設の審査を通過する上で、有利にはたらく可能性が高いです。
それでも、投資経験がないからと言って、審査に落とされるとは限りません。
その他の項目を総合的に勘案して、合格かどうかの判断が下されていると言って良いでしょう。
そのため、投資経験の有無について嘘の申請をすることは止めましょう。
詳しい審査基準は公開されていない
実際のところ、FX会社は具体的な審査基準は公表していません。
なぜなら、審査基準が知れ渡ってしまうと、審査に合格しやすいように調整された虚偽の申し込みフォームが提出される可能性が高くなるからです。
そのため、審査基準については個人の体験談や口コミから想定するしかありません。
それでも、FX会社が重視しているポイントはある程度推察できます。
- 保有資産額
- 収入
- 職業
- 投資経験
以上の点において、少しでも改善できる部分があれば、審査に通過する可能性は高くなるでしょう。
FXの審査がゆるい可能性がある証券会社の特徴
審査が緩いFX会社で申し込めば、口座開設できる可能性は高くなります。
しかし、どのような会社が緩いのかを判断できなければ、審査に通過する確率は高められません。
そこでここでは、審査が比較的緩いFX会社の特徴を紹介します。
1つずつ見ていきましょう。
必要資産額を公表している
口座を申し込む際に必要な最低資産額を公表しているFX会社は狙い目です。
なぜなら、あえて低めに設定された必要資産額を公表しているのであれば、できるだけ多くの口座開設者数を獲得したい可能性があるからです。
そのため、最低資産額を上回っていれば、少なくとも保有資産額が原因で落とされる可能性は低いと考えて良いでしょう。
必要資産額を公開しているFX会社としては、FXTFなどが挙げられます。
ご自身の金融資産に不安がある方は、必要資金額を公表しているFX会社を選択することをおすすめします。
キャンペーンの条件が緩い
キャッシュバックキャンペーンの条件が緩いFX会社は、審査が緩い可能性があります。
なぜなら、キャンペーン狙いで口座開設をして取引をしない利用者が増えても、口座開設数を増やしたいというFX会社の意図が見えるからです。
キャッシュバックキャンペーンの条件で、口座開設するだけでキャッシュバックを受けられるFX会社は狙い目です。
反対に、キャッシュバックの条件にある程度の額の取引を求められるFX会社は、まとまった額を取引してくれるトレーダーに、口座開設して欲しいと考えている傾向があります。
つまり、キャンペーン条件の緩さで、審査の通過しやすさが見積もれるのです。
FXの審査に通るための注意点やポイント
FXの審査に通過するためには、どのような点に気をつければ良いのでしょうか?
ここでは、口座開設の申込時に気をつけるべきポイントを5つ紹介します。
1つずつ見ていきましょう。
提出書類に間違いがあると落とされる
提出書類や申請フォームに間違いがあると、落とされる可能性があります。
保有資産額や職業による問題ではないため、書類の不備で落とされるのは非常にもったいないです。
そのため、間違いがないように注意深く手続きを進める必要があります。
また、書き間違いなどの、申請内容における小さな不備については、確認の連絡をしてくれるFX会社もあるようです。
しかし、審査に落選した後に大きな誤りを見つけた場合は、不備を訂正した上で再申請してみると良いでしょう。
虚偽の申告は絶対にしない
FXの口座開設時の申請内容は自己申告であるため、虚偽の内容で申し込んでもバレる可能性は少ないと考える方も多いでしょう。
しかし、万が一バレてしまうと、ペナルティとして口座凍結などの措置をとるFX会社があります。
特に、職業や収入面で少しでも有利に見せるように嘘をつくのは止めましょう。
嘘をついて口座を開設したところで、資金面で安定していなければ、結果的に失敗する可能性が高くなります。
審査に通過する自信がない場合は、資産面や収入面を改善した上でFXの口座開設の申し込みをすることをおすすめします。
開設する業者にすでに口座がある場合はNG
過去に口座を既に開設している場合は、口座の開設はできません。
複数の口座を1つの証券会社内で開設するのは不可能だからです。
「口座を持っていることを忘れていた」という場合であれば、開設済みの口座で取引を再開すると良いでしょう。
保有資産は多く持っておくのがおすすめ
保有資産額を多く持っておくと、口座開設の審査に通過する可能性が高くなります。
そのため、できるだけ多くの保有資産を準備した上でFXに臨むことをおすすめします。
それでも、準備できる額には限度があるでしょう。
目安としては、FXに投資できる資金を100万円以上準備しておくのが理想です。
また、FXの資金は余裕資金からまかなうのも重要です。
100万円の保有資金を準備するために、生活資金から捻出するのはおすすめできません。
生活資金と投資資金の財布は分けて管理するようにしましょう。
不安な人は複数の業者で口座開設する
複数のFX業者の口座を同時に申し込むのも1つの手段です。
実際、FXで安定して稼いでいくには1つの口座に資産を集中させるのではなく、いくつかの口座に分散して管理するのがおすすめです。
なぜなら、1社に資産を集中させて取引してると、システムエラーなどの不備があった場合に、その影響を直に受けてしまうからです。
一方、複数の口座で取引する場合は、万が一トラブルが発生しても、資産を分散させているためダメージが少なく済みます。
また、口座開設の可能性を上げるためにも、1社だけではなく3〜4社程度の証券会社に口座開設の申し込みをすると良いでしょう。
FXの口座を複数持つことについてのメリットやデメリットについては、以下の記事で紹介しています。興味がある方はご覧下さい。
FXの審査に関するよくある質問
FX口座開設時の審査について、よくある質問を3つ紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
FXの口座開設は無職でもできる?
結論から言うと、無職の方でも口座開設をすることは可能です。
そのため、「無職だからFXは受からないや・・・」と悲観的にならずに、まずは申し込んでみることが大切です。
審査に通過する確率を高めるためには、保有資産額を100万円以上準備することをおすすめします。
ほとんどのFX会社の場合、無職の方でも口座開設の審査に通過する可能性はあります。
無職で口座を開設することを考えている方に向けた記事は、こちらになります。気になる方は、ぜひご覧下さい。
借金があっても口座開設はできる?
FXの審査の判断基準となるのは、申し込み内容のみです。
つまり、借金の有無などはFX会社に知られることはないため、債務があってもFXの口座開設はできます。
しかし、あくまで口座開設の審査に通過できるという段階であって、FXで稼ぎ続けられるかどうかは別の話です。
FXは保有資金額が多い方がリスクの低い取引が可能になります。
反対に借金を抱えながら取引するのは、リスクが高くなる傾向があるため、余りおすすめしません。
口座開設の審査に借金は関係ないものの、借金がない状態でFXに取り組むことが理想です。
学生でも口座開設できる証券会社はある?
学生でも口座を開設できる証券会社はあります。
満18歳を超えた高校を卒業した方であれば、口座開設が可能です。
具体的な証券会社は以下の通りです。
- SBI
- 外為どっとコム
- みんなのFX
- LIGHT FX
大学1~2年の方でこれからFXを始めたいという方は、これらの証券会社で口座開設の申し込みをすることをおすすめします。
FXの審査がゆるい会社はある!不安な人は複数開設もおすすめ
FXの口座を開設する場合は、複数の証券会社に同時に申し込むのがおすすめです。
また、保有資金は100万円以上準備できていると、さらに心強いでしょう。
FXを始めたくても、証券会社の口座を持っていなければ投資経験を積むことすらできません。
本記事で紹介した審査がゆるいFX会社を参考に、口座開設の申し込みをしてみましょう。
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