取引戦略

FXスイングトレードとスワップポイント【保有日数と付与日数を実績値で確認】

広告 | 本記事に広告リンクはありません。 広告・アフィリエイトに関する方針

CBMB編集部2026年4月1日(2026年10月5日 更新)約5分で読めます

スイングトレードは、数日から数週間ポジションを持ち、その間の値動きを狙う取引です。日をまたいで保有するので、スプレッドに加えてスワップポイントが毎日つく(または引かれる)のが、デイトレードやスキャルピングとの大きな違いです。この記事では、当サイトが各社の公表カレンダーから記録しているスワップの実績値を使い、保有日数とスワップの関係を具体的な数字で示します。売買のやり方や勝率は扱いません。

スイングトレードとはどんな取引か

スイングトレードに法令上の定義はなく、一般に「数日〜数週間保有する取引」を指します。その日のうちに決済するデイトレード、数秒〜数分で決済するスキャルピングと比べると、次の違いがあります。

  • スワップポイント:保有している日数ぶん、付与または徴収される
  • スプレッド:取引回数が少ないので、合計は小さくなりやすい
  • 週末をまたぐ値動き:市場が閉まっている間に起きた出来事で、週明けの価格が金曜の終値から離れて始まることがある

保有時間ごとの比較はデイトレードとスイングトレードの違いにまとめています。

スワップポイントは保有中にどれだけ動くか

当サイトが記録している DMM FX の豪ドル円(AUD/JPY)のスワップです(1万通貨あたり・円。各社の公表カレンダーから取得)。

日付付与日数買い売り
2026年9月8日(火)1日95−98
2026年9月9日(水)1日91−94
2026年9月10日(木)3日273−282
2026年9月11日(金)1日93−96
2026年9月16日(水)1日94−97
2026年9月17日(木)6日564−582
2026年9月18日(金)1日94−97

この記録から分かることは3つです。

  • 毎日の値が変わる:付与日数が1日の日でも、91円〜95円の間で動いています。スワップは固定値ではありません
  • まとめて付く日がある:土日や祝日のぶんが特定の日にまとめて付きます。上の期間では9月10日(木)に3日分、祝日の多い週の9月17日(木)に6日分でした。どの日に何日分がつくかは、各社が公表するカレンダーで決まります
  • 買いと売りで絶対値が違う:同じ日でも、買いの受け取り(94円)より売りの支払い(97円)のほうが大きくなっています

1万通貨あたりの円で比べられる形の記録があるDMM FX・SBI FXトレード・みんなのFX・LIGHT FX・松井証券・OANDA証券の豪ドル円の買いスワップ(付与日数1日の日)は、記録期間(2026年7月1日〜9月23日)で1万通貨あたり76円〜111円でした。社ごと・日ごとの値はデータから取り出せます。

2週間保有した場合の計算

上の表の期間に近い例として、豪ドル円を1万通貨、2週間(14日)保有したとします。

  • 付与日数1日あたりの買いスワップを約94円とすると、14日分で約1,300円の受け取り(実際は日ごとの値の合計)
  • 同じ条件で売りなら、約1,350円の支払い
  • スプレッドは往復1回分。豪ドル円の掲載値は当サイトの記録で0.48銭〜1銭(10社。2026年9月22日取得)で、1万通貨なら48円〜100円

スワップの受け取りは、為替レートの値動きによる損益と比べると小さい額です。豪ドル円が1万通貨で1円動けば、損益は1万円変わります。スワップを目的に保有する場合も、値動きによる損失が受け取りを上回ることがあります。

週末をまたぐときに確かめること

  • スプレッドの広がり:多くの社が、週明けの早朝など流動性が下がる時間にスプレッドが広がりうると公表しています
  • ロスカットの水準:週明けの価格が大きく離れて始まると、ロスカットが水準より不利な価格で約定することがあります。ロスカットの水準は社ごとに違います(証拠金の計算方法)
  • 証拠金の余裕:保有期間が長いほど、途中の値動きの幅は大きくなりやすい。必要証拠金の何倍を口座に置くかを先に決める

マイナススワップの通貨ペアを持つ場合

金利の低い通貨を買い、金利の高い通貨を売る向きでは、スワップは毎日支払いになります。たとえば上の豪ドル円の売りは1日あたり約97円の支払いで、2週間で約1,350円です。保有期間が長いほど、この支払いが積み上がります。金利差とスワップの関係はFXと金利差の関係で扱っています。

為替の値動きは予測できるものではなく、スイングトレードで利益が出るかどうかを当サイトは示せません。ここで扱ったのは、保有する場合に発生するスワップとコストの実績値です。

出典

  • スワップポイント:各社が公表するスワップカレンダー(当サイトが営業日ごとに取得。取得日時と原文のハッシュをデータに記載)
  • スプレッド:各社の公表ページ(取得元と取得日は当サイトの業者ページに記載)

各社の公表条件

当サイトが公表値を記録している10社です。順位ではありません。並びはブランド名の五十音順で、 提携の有無とは無関係に全社を載せています。

業者ドル円例外時の上限
DMM FX0.2銭3.9銭
GMOクリック証券 FXネオ0.2銭3.8銭
JFX0.2銭7.9銭
LIGHT FX0.2銭3.9銭
OANDA証券0.4銭0.8銭
SBI FXトレード0.18銭—
ヒロセ通商 LION FX0.2銭7.9銭
みんなのFX0.2銭3.9銭
三菱UFJ eスマート証券 FX0.2銭8銭
松井証券 MATSUI FX0.2銭6銭

各社が公式ページで公表している値です。当サイトの計測値ではありません。 原則固定は例外のある固定で、適用時間帯や対象口座の条件は各社で異なります。 取得日と出典URLは各社のページに記載しています。

関連記事